オレはクロスケ。
ご主人様が袋をさげて慌ただしく
帰って来た。
何をかってきたのかと思うと
靴下である。
ご主人様は好きな靴下を履き続ける。
かかとが薄くなり
ついにジャガイモになった。
オレの前に靴下を出す。
ご主人様は感動したように
ちょっと見て。
クロスケにそっくり‼️
ご主人様はさっそく履いた。
履いただけでは不足と見えて
オレのほうに横から
縦から
オレの反応を見る。
もうやめにするかと思うと
オレの鼻の先までもって来た。
早くやめてくれないと
ご主人様の足を噛んで
靴下に穴をあけてやる。