あるかもと台所に入った。
するとすでに姉上様がいる。
探偵をする気はないが自然と姉上様の
様子が見たくもないオレの目にうつる。
はし箱を念を入れてタオルハンカチに包む
指がうまく動かないばかりでなく力がないので
ペットボトルのお茶は半分にする。
観察すると…一々数えきれない。
月、水、金曜日
弁当、お茶、はし箱の入ったピンクの袋を
さげて病院へ行く。
病院のベッドの枕元にピンク袋を置く。
11時30分ここでパクつく。
すると看護師がやって来る。
看護師は枕元のにぎわいから
お見事ですね!一人ピクニックだ‼️
とほめる。
満更でもない姉上様は
朝からの弁当作りは中々楽じゃない
としらじらしく言う。
弁当は
姉上様は卵焼きだけ作る。
そして姉上様がフタをして完成。
一人ピクニックは
10年1日のごとくこの調子で
今でも姉上様の特効薬だ。