景気ウォッチャー調査の先行き判断DIは40.0に低下?? | 東京リーシングと土地活用戦記

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2月の中国輸出は予想外の大幅減、春節要因で貿易赤字に


[北京 8日 ロイター] -2月の中国の輸出は予想外にマイナスとなり、貿易収支も赤字となった。春節(旧正月)が要因というが、景気鈍化への懸念が強まった。

税関当局によると、2月の輸出は前年比マイナス18.1%となった。1月はプラス10.6%だった。

輸入は10.1%増で、2月の貿易収支は230億ドルの赤字となった。1月は320億ドルの黒字だった。

市場予想は輸出がプラス6.8%、輸入がプラス8%、収支は145億ドルの黒字だった。

アナリストは、1月31日から始まった春節により1月と2月は統計が歪められた可能性があると指摘している。

1―2月の輸出は前年比1.6%減となった。輸入は10%増。

民生証券(北京)のエコノミストは、「1月の輸出は予想外に下振れとなり、1―2月も市場にとって悪い数字だ。比較的大きな景気下振れ圧力があり、マクロ政策はやや緩和する必要がある」と述べた。

1―2月の対米輸出は1,3%増、欧州連合(EU)向けは4.6%増となった。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(香港)のエコノミストは、2013年1―2月の輸出統計が上振れたため、前年比の数字では判断を誤ると指摘。昨年前半は国内の資本規制をすり抜けて資金を持ち込むために偽の輸出があったとして、これを調整すると1―2月は8%程度のプラスになるとの見方を示した。

1―2月の原油輸入は前年比11.5%増、銅輸入は41.2%増、鉄鉱石は21.8%増となった。



日経平均は153円安と5日ぶり反落、景気ウォッチャー調査の先行き判断DIは40.0に低下=10日後場
15時45分配信 モーニングスター


現在値
三井不 3,250 -79
菱地所 2,552 -58
出光興産 2,098 -29
JXHLD 538 -9
三菱倉 1,448 -26

 10日の日経平均株価は5日ぶりに反落し、前週末比153円93銭安の1万5120円14銭で取引を終了した。後場の取引開始後、一時185円96銭安の1万5088円11銭まで下げる場面が見られた。午後2時に内閣府が発表した景気ウォッチャー調査は、先行き判断DIが40.0となり前月の49.0から大幅に低下。先行きへの不透明感が台頭したことも重しとなったようだ。東証1部の出来高は18億7737万株で、売買代金は1兆7523億円と2日連続で2兆円を割り込み、4日以来となる1兆7000億円台にとどまった。騰落銘柄数は値上がり550銘柄、値下がり1089銘柄、変わらず151銘柄だった。

 市場からは、中国の2月貿易収支が赤字に転落し「中国経済への警戒感から、香港や上海市場株価が下落、手控えムードが広がった。日経平均株価は前週上昇していたこともあり、売りに押された」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、三井不 <8801
> 、三菱地所 <8802> など不動産株、出光興産 <5019> やJX <5020> など石油石炭株が下落。三菱倉 <9301> 、三井倉 <9302> など倉庫運輸株、三菱マテリアル <5711> 、住友鉱 <5713> など非鉄株も安い。新日鉄住金 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株、第一生命 <8750> 、T&DHD <8795> など保険株も軟調。洋缶HD <5901> 、LIXILG <5938> など金属製品株、NTT <9432> 、KDDI <9433> など情報通信株も売られた。

 個別では、前週末7日に昨年来高値を更新し高値圏ある三井物産 <8031> が5日ぶりに反落したほか、日ガス <8174> やニチレキ <5011> 、キトー <6409> などの小型株も軟調だった。半面、10日午前11時にデジタルテクノロジー事業運営会社を設立すると発表したGCA <2174> が4日続伸した。2部市場では10日午後2時に、熱膨張ゼロの合金材料の実用化に成功したと発表した日鋳造 <5609> が急騰し、50円高の163円でストップ高配分となった。東証業種別株価指数は、29業種が下落、4業種が上昇した。

提供:モーニングスター社

・・中国の輸出減少は、気になるところです。