「絶対入ってはいけない」老人ホームの見分け方!!?? | 東京リーシングと土地活用戦記

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「絶対入ってはいけない」老人ホームの見分け方

「頼れる介護施設、危ない施設」見分け方、教えます【4】

プレジデント 2011年1.3号

老人ホーム選びは、自分の目で確かめる以外に答えを見つける方法はない。

ジャーナリスト 中村聡樹=文 永井 浩=撮影


こんなホームは要注意!

老人ホーム選びは、自分の目で確かめる以外に答えを見つける方法はない。結局、本人が納得できるかどうかなのだが、判断を導きだす「着目点」に関しては、以下のように整理することができる。

有料老人ホームでは体験入居のシステムが用意されている場合が多い。通常、2泊3日コースが一般的であるが、「体験入居は最低でも5日間は必要」だと、依田平、片山ます江両氏は口を揃える。その真意は、短期間の体験入居では、施設側が準備したプログラムを消化するだけで、本当の姿を知ることができないからだ。$東京リーシングと土地活用戦記



例えば、すでに入居している利用者たちが、遠巻きに眺めていた体験入居者に声をかけてくるのは大体3日目以降で、そこで、初めて施設に対する不満の声に接することができる。入居者に対する個別対応の中身を知るうえでも、実際の利用者の声は重要な判断材料となる。コミュニケーションがとれれば、入居者の部屋を見せてもらうことも可能になる。

「居室が清潔に保たれているかをチェックするのは当たり前ですが、入居者が大切にしている植物などの世話もきちんとされているかを見ておくべきです。命あるものへの姿勢は重要です」と片山氏。

スタッフの笑顔は施設の状況を知るバロメーターとよく言われるが、おそらく短期間の入居では営業スマイルとの出会いしかない。時間に追われて厳しい労働を繰り返しているスタッフが、それでも生き生きとして働くことができる職場かどうかを知るにはやはり時間が必要である。

体験入居期間中にチェックすべき項目は、このほかに、スタッフ控え室などのバックヤードの整理整頓状況、時には、調理場の冷蔵庫の中も見せてもらうくらいの貪欲さがあってよい。さらに、施設長や管理者などから説明を受けるだけでなく、現場スタッフ、夜勤スタッフ、清掃スタッフなどからの聞き取りも、現場を知る大切な情報になる。

家族が見学する場合は、ケアのあらゆる場面を考えた質問を用意しておきたい。


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医療体制チェックリスト

片山氏は、「母親の好きなもの、例えば決まった銘柄の牛乳を買いにいってくれるのか。わがままな親の希望にどこまでそってくれるのかも聞いてみればいいですね。施設のケアに対する姿勢は、案外こんな質問への回答に表れるものです」と指摘している。日常生活への対応について質問することがきっかけとなって、最終的には看取りに対する考え方さえも聞き取りができるそうだ。

また、施設が定期的に行っている入居者本人とその家族向けの懇談会の見学を希望することを依田氏は勧めている。

「クレームを話せる雰囲気のある施設は評価できますね。クレームこそが施設そのものをよくするきっかけになり、この業界を成長させる原動力ですから」

さらに、施設を運営面から客観的に分析することも必要である。事業主体、設備、職員配置、利用料金など有料老人ホームの概要が説明されている資料は「重要事項説明書」と呼ばれている。最近では、施設を紹介するホームページにPDF資料として添付されているケースもあるが、直接請求することもできる。

この説明書の提出は事業者に義務づけられているので、それを拒否する事業者はその段階で信用できません」と注意を喚起してくれたのは、有料老人ホーム選びの段階から入居の手続き、入居後のサポートまで手がける有料老人ホーム入居支援センターの上岡榮信理事長。

書類チェックはプロに相談することですね。この施設はあなたに向いていないとはどの事業者も言いません」

施設を自分の目で確かめることに加えて、その裏付けを書類で確認する。入居者の側に立ってアドバイスしてくれる専門家の力を借りることも必要である。

※すべて雑誌掲載当時

>>『「頼れる介護施設、危ない施設」見分け方、教えます』の目次はこちらから


依田 平●ケア21社長
1993年、大阪に学習塾「ヨダゼミイースト」設立。99年ケアにじゅういち(現ケア21)に商号変更。在宅介護ステーション、有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスを運営。その拠点は100ヵ所を超える。


片山ます江●伸こう福祉会 専務理事
大阪府出身。1986年、第一号老人介護施設「グラニー鎌倉」オープン。98年、サービスの質向上を追求し介護施設では初めてのISO9001を取得。以後、グループホーム、特養、ショートステイ、デイサービス施設、認可保育園を設立。


上岡榮信●有料老人ホーム入居支援センター 理事長
フリーランス通訳として大手企業や有料老人ホーム会社の海外視察、研修、調査の企画、手配を手がける。これまでに海外で、700件、国内で200件の施設を訪問。著書に『絶対に失敗しない有料老人ホームの選び方』がある。


中村 聡樹
医療・介護ジャーナリスト

1960年、兵庫県生まれ。中央大学経済学部卒業後、行政専門誌記者を経てフリーに。90年代から介護・福祉関連の取材・執筆を精力的に行う。著書に『図解 介護保険のサービス内容・料金早わかりガイド』『ゼロからの介護』『年金でもできる海外ふたり暮らし』シリーズなど。


私も、過去2箇所の有料老人ホームを作らせてもらいました。

自分では、いいところを作ったと感じます。

選定には、

やはり、いいとこ、悪いところがありますので

十分注意がひつようです。

中には、経営内容が気になるところがあります・・・