「退屈でつまらない」 日産「ジューク」日本車のイメージ一新!! | 東京リーシングと土地活用戦記

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「退屈でつまらない」 日産「ジューク」日本車のイメージ一新
2011.5.8 18:00 (sankei)

ショーから抜け出してきたような斬新なデザインが持ち味=昨年6月9日に横浜市の日産本社で行われた発表会見

 日産自動車の新型SUV(スポーツ用多目的車)「ジューク(JUKE)」が“快走”している。ラリーカーのような丸目のヘッドランプや鍛えられた筋肉のように張り出したフェンダーなど独創的なデザインが支持され、海外を中心に受注は好調だ。「新しくて面白い」を追い続ける開発チームの情熱、「退屈でつまらない」と言われ続けた日本車の印象を一変させた。

尖ったスタイル

 平成18年2月に開発が始まったときに決まっていたのは、日産のブランド力を強固にし、小型車市場に風穴を開ける従来にないイメージの車、ということだけ。デザインを担当したプロダクトチーフデザイナーの渡辺誠二さんは「クルマの像がつかめなかった」と振り返る。

 でも勢いはあった。商品企画の責任者、チーフ・プロダクト・スペシャリストの松富諭(さとし)さんと「新しくてとにかく面白い車を作るということで一致していた」という。

 6月、渡辺さんはロンドンにあるデザインスタジオ「日産デザインヨーロッパ」に飛んだ。デザイナーや商品企画メンバーと議論をした。ひとつのコンセプトが浮かび上がった。「対照的な2つのものをそのまま一つに結合させることと、“BORN ORIGINAL(生まれながらのオリジナル)”だった」(渡辺さん)。

 「俊敏でコンパクトなスポーツカーと目線が高くてタフなSUV」「人工物と生命体」…。

 対照的な2つのイメージは、それぞれを譲り合いながらなら、融合できる。しかし2つを「そのまま」結合させるのは、デザインとして描くだけでも大変な作業だった。

 ようやく初期スケッチを描きあげ、実寸大のクレイモデルをつくった。このうえなく「尖った」スタイルだった。

ドアは開くの?

 その年の夏、神奈川県厚木市のデザインセンターで、渡辺さんらデザインチームは設計や開発の担当者ら約700人に公開した。

 返ってきたのは戸惑いの表情だった。車体設計グループの大野英明さんは「冗談かと思った」という。モーターショー向けのコンセプトカーであればともかく、あれで生産ができるのか。だいたいドアがちゃんと開くのか。

 でも渡辺さんは自信があった。「みんなの心には響いていた。ワクワクするものに対する飢えがあった」という。

 しかし、そこからは試行錯誤の連続だった。作りやすさに妥協しないデザインに「法規、使い勝手、コスト、デザインのすべての要件を満たすのは大変だった」(内外装計画・設計グループの加藤友晴さん)。

 例えば、丸みがかかったフロントガラスは「高級スポーツカーが採用するもので、成形が難しく、コストもかかる」(プロダクトデザイン部の野口孝士さん)。ワイパーがうまく機能するかどうかも、エアバッグが正常に作動するかどうかも、どれも心配のタネだった。

 ただ、各分野の担当者で一致していたことがある。「ジュークを世に出す」という思いだ。

 コストの問題は、別の既存車の車台や部品の共有化で乗り切った。車台は「ノート」、メーターやドアミラー、ハンドルは「キューブ」だ。

新市場を創出

 そんな現場を経営陣も後押しした。斬新なデザインは消費者に受け入れられるか、毛嫌いされるかがハッキリする。しかし、志賀俊之最高執行責任者(COO)は「どんどんやれ」と言った。「その方がいい車ができる」からだ。

 22年6月9日、ジュークの発売日に横浜市の本社で行われた発表会では、志賀COOがラディアントレッドの新車を前に「既存のコンパクトカーとは一線を画す車であり、新たな市場を創出したい」と、力強く紹介した。

 反響は大きかった。日本のほか、欧米から注文が舞い込んだ。世界中の消費者がその個性的なデザインを受け入れた。アメリカンフットボールで相手にフェイントをかけ、すばしっこく軽快に進む。車名の由来そのままに、これからも新時代を切り開く先兵の役割を担うことになりそうだ。(田村龍彦)

                ◇

 【JUKE(ジューク)】日産自動車の小型SUV(スポーツ用多目的車)。スポーツカーとSUVの魅力を兼ね備えた「コンパクトスポーツクロスオーバー」という新ジャンルの車として、日本で平成22年6月9日に発売された。販売目標は月間1300台だったが、受注は4カ月で2万台を突破。欧州でも同10月の販売開始を前に約3万台以上の予約注文が入った。国内発売モデルは排気量1500ccの「15RS」と「15RX」、1600ccのターボエンジン搭載の「16GT」と「16GT FOUR」(4輪駆動)がある。価格は169万500~245万1750円。燃費は車名の通りガソリン1リットルあたり19キロ(15RS、15RX)。

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空洞化の足音・自動車産業(4)
志賀俊之・日産最高執行責任者印刷用画面を開く

 インタビューに答える日産自動車の志賀俊之最高執行責任者
 マーチの新モデルの検討を始めた2005年当初は、部品をタイなどから輸入して組み立ての大半は日本でやろうと考えていた。初めから完成車の逆輸入を想定していたわけではない。できるだけ日本に製造の基盤を残そうというのが基本的な考え方だった。

 しかし、日本の国内販売の減少やタイの税制面の優遇などを考慮すると、逆輸入が合理的だという結論に至った。

 ▽株主への説明

 経営者としては、収益を落としてまで日本に固執したのでは、株主に説明ができなくなる。海外の消費者に割高な製品を売り付けることにもなってしまう。

 一方で、部品メーカーを含めて工場の海外流出が極端に進んでしまえば、日本が積み上げてきたものづくりの伝統が失われることになる。日本企業として日本への投資を第一に考えている。グローバル経営とのバランスをいかに取るか、判断は難しい。

 同業他社を含めて、逆輸入がトレンドになってほしくはない。しかし、日本の製造業は今、円高、法人税高、関税高、派遣労働の規制強化に苦しんでいる。マーチ逆輸入は一つの警鐘だ。国民レベルで日本のものづくりについて、考え直すきっかけにしてほしい。

 ▽最後のあえぎ

 白物家電やテレビの組み立てなど、多くの産業が既に日本から出ていった。一度工場が出ていくと、簡単には戻らない。現状はわれわれ大手も部品メーカーも、歯を食いしばって日本に残っている状態だ。

 大手が何も方針を示さないと、部品メーカーが不安になる。日産自動車としては、国内製造100万台は最低でも維持していきたい。九州工場の分社化は難しい判断だったが、コスト構造を見直してなんとか日本に工場を残そうと知恵を絞っている。自動車産業の長い歴史の中で、「最後のあえぎ」にならないようにしなければならない。

 志賀 俊之氏(しが・としゆき)大阪府立大卒。76年に日産自動車入社。企画室長などを経て、05年4月から現職。和歌山市出身。(共同通信)

【 2010年12月04日 14時00分 】


うちも、黒の日産ジュークでーす。

キビキビはしるし、運転しやすいし、

内装も、新しいナビも、とってもいいです。