民主代表選、菅・小沢両陣営が支持固め
[東京 26日 ロイター] 小沢一郎民主党前幹事長が代表選出馬を表明し、代表選後の政局混迷を危ぐする声が上がっている。菅直人首相と小沢氏の事実上の一騎打ちとなるなかで、小沢氏が勝っても負けても、民主党分裂に発展するとの見方が広がっている。
急速な円高・株安が進行しながらも、政策対応が後手に回るなか、政局の不透明感も加わり、経済運営は一段と「視界不良」になることが懸念されている。
早稲田大学政治経済学術院の山本武彦教授は「小沢氏が勝っても地殻変動。負けても地殻変動が起こる。党が割れる可能性もありうる」と見通し、「『壊し屋』小沢氏が政治をカオス(大混乱)にする可能性もある」とみる。
小沢氏の代表選出馬表明、経済運営は視界不良
代表選告示までの民主党内の勢力争いは、自民党政権と長く付き合ってきた官僚には「自民党政権時代より露骨だ」と映る。菅首相支持グループと小沢氏支持グループの溝は確実に広がっており、もはや党内融和は厳しいとの見方もある。財務省OBは「どのような結果になろうと、しこりを残さず、代表選後には党内融和を図って欲しい」と期待を寄せる。菅首相は26日夕、選挙後の「全員野球」を繰り返し呼びかけたが、民主党分裂や政界再編に発展するとの見方が勢いを増している。
勢力争いの弊害は、既に政策停滞となって日本経済に重くのしかかっている。急速な円高進行に対して野田佳彦財務相が25日午前に「必要な時には適切な対応を取る」と為替介入も辞さない姿勢を表明した直後に、菅首相が今度は「介入にコメントしない」と冷やしてしまう連携の乏しさ。円高・経済対策を主張しながらも具体策の検討は一向に進んでいない。
自民党の谷垣禎一総裁は26日の記者会見で、円高進行の根本原因は「政策不況」にあるとし、「民主党内のいろいろな権力闘争に心を奪われ、なかなか適切な対策が出てこないことをマーケットに見透かされている」と批判した。欧米各国が自国通貨安を容認するなかで、問題点を整理し、トップ外交で解決の糸口を見出すような「政府の覚悟」が足りないとも批判した。
民主党代表選では、参院選大敗の原因と名指しされた消費税増税論議の是非と09年マニフェスト(政権公約)の完全実施か修正かが争点となる。小沢氏は、政権公約の実施を最優先に掲げており、政府内では、歳出圧力が高まり、財政再建が遠のくのではないかとの懸念が出ている。消費税を含む税制抜本改革の議論への影響も避けられず、「展開は全く予想できない」(財務省幹部)という。財政再建や税制改革が逆行しかねない事態に、経済官庁の官僚らの間で危機感が高まっている。
(ロイターニュース 吉川 裕子記者)
小沢氏が民主代表選出馬へ、鳩山氏に決意
8月26日8時29分配信 読売新聞
鳩山前首相との会談を終え、報道陣の質問に答える民主党の小沢前幹事長(26日午前8時23分、東京・港区赤坂で)=上甲鉄撮影
民主党の小沢一郎前幹事長は26日午前、民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)に立候補する考えを明らかにした。
東京都内で鳩山前首相と会談し、その後、記者団に「鳩山前首相と話をし、『出馬の決断をするなら私としては全面的に支援していきたい』という話をいただいたので、ただいま、鳩山前首相の前で、不肖の身だが、代表選に出馬する決意をした」と述べた。
代表選にはすでに菅首相が再選を目指して出馬する意向を表明しており、菅氏と小沢氏が全面対決する構図となった。
<民主代表選>権力闘争鮮明に 小沢氏、鳩山氏抱き込む
8月27日2時33分配信 毎日新聞
会談を終え、鳩山由紀夫前首相の個人事務所を後にする小沢一郎民主党前幹事長(左)=三浦博之撮影。代表選に向け気勢をあげる菅直人首相(右)=石井諭撮影。いずれも東京都内で2010年8月26日
再選を目指す菅直人首相(63)と、小沢一郎前幹事長(68)の対決構図が固まった民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)は26日、両陣営の多数派工作が本格化した。政権交代から1年を迎えようとする中でぼっ発した「争乱劇」。小沢氏の出馬決断の背景には、「脱小沢」を曲げない菅首相との激しい権力闘争があった。
「名誉顧問にどうか」。25日夕、首相官邸で会談した鳩山由紀夫前首相に菅首相が新設ポストを用意して小沢氏を処遇する意向を漏らした。鳩山氏は不快感を隠さず、「名誉職的なものではダメだ」と即座に退けた。小沢氏をむしろ「実権」から遠ざける案で、鳩山氏は首相が小沢氏に譲歩する気がないことを確信した。
前日の24日夜。国会近くのホテルニューオータニのバーに小沢氏が「これから会いたい」と急きょ、鳩山氏を呼び出した。この場で首相の「脱小沢」の政権運営に強い不満を漏らす。「出馬するんですか」と問う鳩山氏に、小沢氏は「その声はいっぱい上がってくるんだ。近く結論を出す」と、「脱小沢」路線を転換しない限り、出馬する姿勢を見せた。
側近によると、小沢氏は、「仙谷由人官房長官の菅首相」か「小沢、鳩山とのトロイカの菅首相」かの決断を首相に迫ろうとしていた、という。仙谷氏は「反小沢」の急先鋒(せんぽう)で、菅政権の「陰の司令塔」ともいわれる。
仙谷氏は、同じく「反小沢」の枝野幸男幹事長とともに、官房機密費と政党助成金を押さえ、これを奪還しようと菅首相に路線転換を迫る小沢氏とせめぎ合うという構図が、権力闘争の実相といえた。仙谷氏は26日、小沢氏出馬表明について一切コメントせず、自身が標的になるのを避けるかのようだった。
小沢氏が、「菅・仙谷」ラインに対抗するため仕掛けたのが、約3カ月前に「ダブル辞任」した鳩山氏との連携だった。「小鳩体制」復活を誘い水に菅首相支持を公言していた鳩山氏をつなぎとめ、翻意させた。
小沢氏は26日、「菅首相に挙党一致を受け入れられず、出馬を決意した」とギリギリでの決断を演出したが、側近は25日にすでに「小沢氏は出馬する。既定路線通りに進んでいる」と周辺に漏らし、鳩山氏も周辺に「立候補する人を止めるような失礼なことはできない」と語っていた。
鳩山氏は27日未明、訪問先のモスクワで記者団に「(鳩山氏が重視した)新しい公共は、菅首相の政策の中ではあまり含まれていない。小沢さんの活動は国民生活が第一という力点がある」と小沢氏を持ち上げた。小沢氏には菅・鳩山会談の決裂は織り込み済みで、「脱小沢」か「挙党態勢」かの対立構図を鮮明にする舞台として利用した節もあった。
質問なるほドリ:首相は起訴されないの?=回答・三木幸治
<NEWS NAVIGATOR>
◆首相は起訴されないの?
◇憲法上、本人同意が必要 職務を考慮、在任中は時効停止
なるほドリ 小沢一郎・民主党前幹事長の代表選への立候補が取りざたされてるね。確か検察審査会が政治資金規正法違反の疑いで審査しているはずだけど、仮に代表選に勝って首相になったら、審査会で「起訴すべきだ」と議決されても起訴できない可能性もあるんだって?
記者 憲法75条には「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない」という規定があります。訴追とは起訴のことです。この規定は国務大臣の職務の重要性をかんがみたとされ、内閣の一員に対する起訴は最大限慎重になされるべきだとの考えに基づくとされています。首相も国務大臣に含まれるとの解釈が有力で、首相を起訴するためには本人の同意が必要になると考えられているのです。
Q もしも本人が同意しなかったらどうなるの?
A 同意がないまま起訴すると、起訴の手続きが無効となる可能性があります。ただし、これはあくまで在任中の話です。75条には「これがため、訴追の権利は害されない」とも書かれています。この部分については、首相や国務大臣の在任中は同意がなければ起訴されないものの、時効が停止され、退任と同時に起訴が可能になるとの解釈が有力です。
Q じゃあ検察審査会の議決はどうなるのかな。
A 東京第5検察審査会は今年4月に小沢前幹事長について「起訴相当」の議決を出し、その後、検察による2度目の不起訴処分を受けて、第2段階の審査手続きに至っています。ここで議決すること自体には制約はないようです。審査会が再び「起訴すべきだ」と判断して「起訴議決」をした場合、検察審査会法によると裁判所が指定する弁護士が速やかに起訴(強制起訴)しなければなりません。ただし、検察審査会法よりも憲法が優先されるため、前幹事長が首相になっていた場合、指定弁護士が本人の同意を求めることになるとみられます。
Q 現職の首相が起訴された例は今まであるの?
A ありません。鳩山由紀夫前首相は元秘書が政治資金規正法違反で起訴された後、国会で自身の関与を追及された際に「逃げるつもりはない」と述べ、自身が罪に問われるようなことがあれば起訴に同意する考えを表明しました。小沢前幹事長も代表選に出るなら、検察審査会の議決が出た場合にどう対応するのか事前に説明すべきだと思います。(社会部)
毎日新聞 2010年8月26日 東京朝刊
疑惑まみれの小沢一郎(民主党)
小沢代表:会見 違法性の認識を完全否定 辞任もせず準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)から違法な企業献金を受け取っていたとして、東京地検特捜部に3日、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(47)ら3人が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された事件で、小沢代表は4日、党本部で会見を開き、「政治資金管理団体で献金を受けた。当然のことと受け止めている。これが企業献金という認識に立っていたとすれば、政党支部で受けていればなんの問題もない」と違法性の認識を否定した。
小沢氏は「このように権力がほしいままに動くとすれば、日本の民主主義を考えると、この種の問題で逮捕されるというやり方は民心を危うくするもので、公正さを著しく欠くものである」と東京地検の捜査を批判。また「この件について私が便宜を供与したなどということがあれば、捜査を受ける。私も秘書も全くそういうことはない」と改め潔白を訴えた。
進退についての質問に「私自身として何らやましいこともないし、秘書の行った行為は適法に処理し、届け出たもの。私としてはそれによってどうこうということを考えてはおりません」と辞任しないことを明らかにした。
2009年3月4日 毎日
官僚内閣の菅さんも、やだけど、
この、犯罪人になるかもしれない人が
総理になる可能性が、ある???
立候補自体、ゆるされることではない!!
ゼネコンからの賄賂を子分3人に罪をすべて負わせ、
私服を肥やす・・・
そして、それに群がる、
「小沢先生、お導きを!!!」とテレビの前で叫んでいる、
子分議員達のいやらしさ・・おぞましさ・・・
日本の憲政史上類のない、モラルの崩壊・欠如・・・
この、とんでもなく、ろくでもない世界!!
すべて国民のためにという大欺瞞・・・・
昔あった・・内ゲバじゃない??
今まさに、日本経済の深刻で、過酷な現状の最中に、
また、政治の空白を作り出した
そして・・なにもやらない・・
民主党に、期待し、がっかりした人は多いと思う・・
今回のは、ひどすぎと思う・・
国際社会のルールを無視した、
日本の政治の恥さらし・・・
小沢氏の代表選出馬表明は、日本のモラルの崩壊!!??
マスコミの報道の仕方も、おかしい・・
子供達への教育にも、ほんとうに影響がでる・・
でも、検察審査会は、しっかり、準備しているよ・・!!

