平成21年8月15日終戦記念日靖国神社にて
靖国神社:菅首相と全17閣僚 終戦記念日には参拝せず
菅直人首相と全17閣僚が、15日の終戦記念日に靖国神社を参拝しない見通しとなった。自民党政権では1980年に鈴木善幸内閣が「閣僚は首相と一緒に参拝する」と申し合わせ、85年に中曽根康弘首相(当時)の公式参拝が中国などの反発を招いて以降も、93年の非自民の細川護熙内閣を含め毎年、閣僚参拝が続いていた。記録の残る80年以降の30年間で閣僚の参拝者がゼロになるのは初めて。歴史認識問題で政権交代を印象づける形になった。
菅首相は10日の記者会見で「首相在任中に靖国神社にお参りはしない。明確な姿勢を最初から示している」と改めて明言。岡田克也外相は6日の記者会見で「A級戦犯が合祀(ごうし)された靖国神社に閣僚が参拝するのは不適切」とすでに表明しており、残る16閣僚も10日の閣議後の記者会見で相次いで参拝しない考えを明らかにした。
前原誠司国土交通相は「早く分祀の議論を進めていただきたい。そうなれば(閣僚という)責任ある立場であってもお参りしたい」とA級戦犯の分祀に言及。長妻昭厚生労働相は「今後、国立の広く参拝が可能な(追悼施設の)あり方を検討、実現していくことが必要になる」と新たな国立追悼施設の必要性にも踏み込んだ。
民主党が野党時代にまとめた「09年政策集」は、A級戦犯の合祀を理由に首相や閣僚の公式参拝には「問題がある」と主張。「何人もがわだかまりなく戦没者を追悼し、非戦・平和を誓うことができるよう、特定の宗教性をもたない新たな国立追悼施設の設置に向けて取り組みを進める」と明記し、靖国問題に関する党の基本見解となっている。
ただ、分祀や国立追悼施設には党内保守派の反発があるうえ、国民世論も二分されており、09年衆院選マニフェストには盛り込まれなかった。自民党政権でも小泉純一郎首相が終戦記念日やその前後の参拝を繰り返して以降、中国、韓国の反発を受け分祀や国立追悼施設などを検討する動きが活発になったが、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎の3首相が参拝を見送ったことで靖国問題自体が沈静化。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」となった今、与野党間でこの問題に取り組む機運は高まっていない。
そうした中で、アジア重視を掲げる民主党政権としては、靖国参拝をしないことが事実上の内閣の方針となっている。鳩山由紀夫前首相は政権交代直前の09年8月、「閣僚にも自粛をいただきたい」と求めており、菅内閣も踏襲した。【野口武則】
◇ことば・靖国神社参拝問題
明治維新以降の戦没者を祭る靖国神社に、48年の東京裁判で死刑判決を受けた東条英機元首相らA級戦犯14人が78年に祭られ「侵略戦争の肯定」と議論になった。85年に中曽根康弘首相(当時)が初めて「公式参拝」し、中国が批判して外交問題化した。解決策としてA級戦犯を分けて祭る「分祀(ぶんし)」が提唱されたが、神社側は「教義上できない」との立場。閣僚ら公人の参拝自体、憲法の政教分離に違反するとの指摘もある。
靖国神社で迎える64回目の敗戦の日(2009年8月15日)
国のため いのちささげし人々の ことを思えば むねせまりくる
昭和天皇の御製
終戦から、65年・・・
記録上、閣僚の参拝者がゼロになるのは初めてなんて・・
この大戦では、お国の為に
日本人300万人の尊い命が、亡くなっている。
A級戦犯、たった14人も合祀されているけど
民主党は、ずいぶん、冷たいじゃーないか・・・
命を大切にって、言っていたのはだれだ・・
多くの英霊たちも、さぞ、がっかりしているでしょう。
戦没者の子供、家族達・・
右翼じゃなくたって・・そう、思う人は多いと思う。
