日本マクドナルドが上場来最高益、売り上げ好調と構造改革で
[東京 4日 ロイター] 日本マクドナルドホールディングス(2702.Q: 株価, ニュース, レポート)は4日、2010年1―6月の連結営業利益が前年同期比51.8%増の146億円になったと発表した。全店売上高が2.9%増と過去最高を記録するなど好調な売り上げや構造改革を背景に、上場来最高益を更新した。
ただ、8月以降も戦略的閉店や既存店舗への投資など「チャレンジすることが様々残っている」(原田泳幸会長兼社長)ことから、2010年12月通期予想は据え置いた。
1―6月期の連結売上高は前年同期比11.1%減の1636億円となった。「Big America」シリーズの好調などで全店売上高は同2.9%増、既存店売上高は同2.8%増と着実に伸びたものの、直営店のフランチャイズ(FC)への移行により減収となった。
売り上げ増により、営業利益と経常利益は上場以来最高益となった。1―6月期営業利益の通期予想に対する進ちょく率は56.2%。前年同期の通期実績に対する割合は39.7%だった。
同社は現在、433店舗の戦略的閉店を進めており、1―6月期には212店舗の閉店を終えた。閉店に伴う特別損失103億円を計上したことで、当期利益は同58.7%減の20億円にとどまった。特別損失という特殊要因を除くと、当期利益は同42.7%増の78億円になるという。
原田社長は「戦略的閉店は今年中に終わる」と述べ、順調に進んでいることを指摘した。
2010年12月期の連結営業利益予想は前年比7.3%増の260億円で据え置いた。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト6人の予測平均値284億円を8.6%下回っている。
既存店売上高見通しも前年比1―3%増で据え置いている。ただ、新規出店数については、期初の90店舗を71店舗に引き下げた。1店舗当たりの質を上げることで、従来の新規店舗よりも高収益の店舗の出店を図る。
同日発表した7月の既存店売上高は前年同月比9.8%増となり、下期の順調なスタートを切った。ただ、8月以降の見通しについては「楽観視していない。要注意ファクターもあり、大変厳しい状況であることは確かだ」と慎重な見方を示した。牛丼チェーンで激しい値下げ合戦となっていることなども、外食全体でみた場合、無視できないファクターになる。下期はチキンメニューの強化を図り、認知度アップに努める方針。
(ロイター日本語ニュース 清水 律子)
どこも、あいかわらず、混んでいるものねーーー!!

