アジア、13日から春節休暇 中国、1200万人が海外旅行
中国や韓国などで13日から春節(旧正月)に伴う大型連休が始まる。中国からの海外旅行客は過去最大規模の延べ1200万人に達する見通し。海外で存在感が高まる中国人観光客の消費の動向に世界が注目している。中国の温家宝首相は12日、北京の人民大会堂で開いた春節祝賀会で「昨年1年で我が国の国際的地位は著しく向上した。今年も経済発展を持続させたい」と演説した。
中国の今年の春節休暇は13日から19日まで。休暇期間の開始とともに、官公庁も一斉に休みに入る。既に帰省ラッシュも本格化しており、北京の主要駅は荷物を抱えて里帰りする人々であふれ、12日は街中を走る車の数も大幅に減った。
中国では春節前後の旅客総数が延べ約25億4100万人と史上最高となる見込み。大手旅行会社の中国青年旅行社は、海外旅行による収入が前年を40%上回り、過去最高になると試算している。
(北京=尾崎実)
中国、春節商戦にぎわう 連休の小売総額、初の4兆円超も
【上海=下原口徹】中国の消費動向を占う春節(旧正月)商戦が活況を呈している。経済成長を背景に高額商品の売り上げが好調。春節の大型連休を利用した海外旅行や外食が人気を集めている。中間層の台頭や生活様式の変化に伴い、モノの消費だけでなくサービス消費も活発なのが今年の特徴。春節連休の小売総額は今年初めて3000億元(約4兆円)を突破するのは確実だ。
中国の今年の「初一(元日)」は14日。この前後は欧米のクリスマス商戦に相当する中国の小売・サービス業にとって最大の書き入れ時だ。(07日 )
(Nikkei net)
中国人富裕層の観光客 夫婦で200万円・宿は高級旅館
2009.10.21
中国人観光客向けに個人観光ビザが解禁されて3カ月。 日経MJによると新型インフルエンザ流行の影響で一時落ちこんだ訪日中国人客数も8月に2ケタ増に回復した。 中国人富裕層の消費意欲は旺盛で、家電や高級ブランドにとどまらず、温泉や美容院などサービスにも関心が高い。 初の訪日客のみならず、何度も日本を訪れるリピーターを獲得できれば、商機は一気に広がる。
◆北京在住の公務員夫婦 高級ブランド品など200万円
9月25日夕方、成田空港第一旅客ターミナル内の免税店。帰国間近の王麗華さん(仮名、32)は、 中国人店員の説明に頷くと高級ブランド「ヘレナ ルビンスタイン」の口紅などを約6万円で購入。 夫(32)が押すカートはすでに宝飾店「ミキモト」の紙袋などで一杯で、5つ目の袋が積み上がった。 いくら使ったか尋ねてみると夫が「日本円でざっと200万円」とささやいた。
夫婦ともに北京在住の公務員で来日は初めて。4泊5日で東京の銀座や浅草寺、皇居のほか山梨県の河口湖まで足を延ばした。 王さんは日本や韓国のファッション雑誌を熟読する洋服好き。「シャネル」のカバンにスキニージーンズ姿で旅のおしゃれにも気を使う。
旅のメーンは銀座の三越や表参道での買い物。シャネルなどの帽子や靴、服を次々と購入、買い過ぎて持ち帰れず中国に郵送した。 夫も日本酒やたばこを買い「半分はプレゼント用、残りは自分」とうれしそう。
旅行中で一番印象に残ったのは富士山。「表参道の雰囲気も気に入った。次は北海道に行きたいし温泉にも入りたい」。 王さんの関心は「次の日本」に向かっていた。
◆来日動機のトップは「ショッピング」 1人当たり11万円
こうした消費意欲旺盛な中国人客は王さんに限らない。日本観光局(JNTO)の調べでは、 中国人観光客の来日動機のトップは「ショッピング」。中国人観光客のお土産・物品購入代は1人当たり11万円を超え、 外国人の中で購入単価は断トツだ。訪日中国人の約3割は20~30代の女性が占める。日本のファッションへの関心は高く、 原宿で髪を切り、ネイルサロンに通う「上級者」もいる。
購入品は安心安全で高品質な「日本製」が重要。観光地は富士山のほか、東京の浅草や銀座など、 友人や親族などに「日本を旅したと証明しやすい場所」の写真を撮りたがる。購入場所は現在、 空港の免税店の比率が百貨店に比べて高い。成田空港の免税店の中国人スタッフは「中国人客がいないと商売が成り立たない」と話す。
◆中国人観光客は8年前の4.5倍 今後いかに訪日リピーターを増やすか
所得増大に連動して中国人の海外旅行者数も急増中だ。2008年は2000年に比べて4.5倍の4,584万人(香港・マカオ渡航者数も含む)に拡大。 ただ、日本を訪れたのは100万人で、うち観光客は45万5千人余り、リピーター率は13%で香港(79%)、韓国(51%)に遠く及ばない。 裏返せば初来日の客もリピーターも開拓の余地は大きい。
来日5回目という大連から来た公務員(55)は日本で働く娘に会いに約2週間滞在。東京ではお台場のホテル日航東京に泊まり、 北海道の定山渓温泉の高級旅館も訪れた。洋服、デジタルカメラ、果物、血圧計など次々買い、旅行代込みで約100万円は使った。 いかに中国人の訪日リピーターを増やすか。知恵の絞りどころだ。
◆中国人は日本旅行でこう感じた…
◇知人3人で訪れた上海の主婦(46)
「東京ディズニーランドが1番良かった」。銀座で買い物のほか、大阪、京都、富士山など。靴や化粧品などブランド物を多数購入。
◇友人と5人で訪れた北京の女性経営者(36)
銀座や新宿、秋葉原、浅草など東京でショッピングの5日間。「服は香港の方が良かったが、東急ハンズの品ぞろえは気に入った」。 豪州旅行の経験もある。
◇浙江省からツアーで来た無職女性(60)
「お米がおいしかった」とタイガー魔法瓶のIH炊飯器を購入。清潔で礼儀正しい日本人は高印象だが、「もっと安ければいいのに」と物価に不満。 大阪から入り、富士山に登ったほか、東京やディズニーランドにも。
◇家族旅行の長春の女性大学生(22)
日本に留学中の知人の案内で約2週間、名古屋や長野県、ディズニーランドなど。 白樺湖畔で温泉につかり「中国にも温泉はあるが、こんなに雰囲気がいいところはない」と感動。「日本に留学したい」。
◇日本で仕事をしている弟に会いに来た重慶の男性公務員(45)
まあ許容範囲の値段」と約2万円のシチズンの腕時計を秋葉原で買った。年収は約4万元(約52万円)。夫婦で東京に10日間滞在。
◇出張で来た広東省の男性技術者(30)
仕事の合間に秋葉原で買い物。「中国よりちょっと安い」と同僚3人でデジカメ5個とビデオカメラ3個を買った。
◇社員旅行で来た上海の男性(57)
大阪から入り、神戸、京都、東京。「神戸牛がうまかった」。秋葉原では「誰とは決めてないが、お土産がたくさん要る」 とソニーのデジカメやパナソニック製鼻毛カッターなど複数買い込む。
出典:日経MJ(10/5)
やっぱり、最近やたらと、中国人観光客が、目につきますねーーー
