「陸山会」土地購入事件 3容疑者、供述ほぼそろう
3容疑者、供述ほぼそろう
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部の捜査が大詰めを迎えている。衆院議員石川知裕容疑者(36)と小沢氏の元私設秘書池田光智容疑者(32)は収支報告書への虚偽記載を認め、会計責任者だった公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)も、2004年分の報告書の虚偽記載について、関与をほのめかす供述を始めた。
一方で、3人は小沢氏の関与を一貫して否定。供述の食い違いが解消されつつある中、特捜部は近く、最終的な刑事処分の方針を決める。
石川容疑者は04年分の収支報告書について、提出前に大久保容疑者に見せ、4億円の収入の不記載について了承を得たと供述している。池田容疑者は、石川容疑者から4億円の不記載について引き継ぎを受け、07年分の報告書に支出を記載しなかったと説明。当時、大久保容疑者は岩手県内の事務所で勤務していたため、指示や了承は受けなかったと話している。大久保容疑者は、04年分については虚偽記載の了承をほのめかしているが、07年分は否定。事務担当者だった2人の供述にほぼ沿った供述をしているとみられる。
一方、3人は小沢氏の虚偽記載へのかかわりについては、いずれも全面否定を続けている。石川、池田両容疑者は、関連政治団体の収支などの一覧表を作成し、小沢氏に概要を説明したと供述しているが、4億円の不記載方針を報告したことは否定している。
大久保容疑者は、仮に04年分への関与があったとしても、そもそも小沢氏に報告する立場ではなかったとの姿勢を維持しているとみられる。特捜部は石川、大久保両容疑者に対する取り調べ時間の多くを、中堅ゼネコン「水谷建設」元幹部からの現金受領の有無に割いているが、2人は全面否定を続けているとされる。(2010年2月2日)
【時事通信社】
4億円「知人から預かった」
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、購入翌年の2005年に陸山会へ入金された4億円の原資について、小沢氏が東京地検特捜部の2度目の聴取に対し、「知人から預かった現金だった」と説明したことが1日、同氏の弁護士の話で分かった。
この4億円は、陸山会が土地を購入した翌年の05年3月に同会の口座に入金され、5月に全額が引き出されていたことが判明している。
小沢氏の弁護士によると、同氏は2度目の聴取に対し、この4億円の原資について、「既に死亡している知人から預かった現金だった。引き出してすぐに返した」と説明したという。
弁護士によると、この知人はかつて小沢氏の側近とされ、関連政治団体の代表者や会計責任者も務めていた人物。知人から預かったのは入金の直前で、入金するまでの間は事務所で保管していた。
小沢氏の指示を受けた衆院議員石川知裕容疑者(36)が入金し、一部は元私設秘書池田光智容疑者(32)も行った。2人は現金の出どころを知らず、引き出した現金は、銀行員が知人へ届けたという。
入金目的は、前年に一万円札のデザイン交換があり、角度によって像が変わるホログラムが新たに採用されたため、新札に交換するためだったとしている。
弁護士は「頼まれて口座を貸しただけで、不正な資金ではない。政治団体の収入にはならず、報告書に記載する必要はない」としている。
特捜部は、この4億円の入金時期が、中堅ゼネコン「水谷建設」元幹部が供述した小沢氏側への2度目の現金5000万円の提供時期と近いことから、関連を調べている。(2010年2月1日配信、肩書き・名称、年齢はいずれも記事配信当時)
「陸山会」土地購入事件起訴なら幹事長辞任も
起訴なら幹事長辞任も
民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、党本部で記者会見し、資金管理団体の政治資金規正法違反事件を受けた自らの進退について「私自身が刑事責任を問われるようなことになれば、非常に責任は重いと思う」と述べ、自身が東京地検特捜部に起訴されるなど刑事責任を問われる事態に発展すれば、幹事長職を辞任する考えを示唆した。
また、事件をめぐり東京地検特捜部の2度目の事情聴取を1月31日に受けたことを明らかにした。
小沢氏は事件について「私は一切、闇献金とか裏金とか不正な資金は受け取っていない。その意味において刑事責任を問われるという事態は想定していない」としながらも、「もしそういうことが仮にあるとすれば責任は重いと考えている」と重ねて強調した。
夏の参院選への影響を懸念し、幹事長辞任も含めたけじめを求める声が党内から出ていることに関しては「私が直接聞いているわけでもない」として直接のコメントを避けた。
小沢氏はまた、特捜部による2度目の事情聴取について「知っている限りの事実のすべて、包み隠すことなく申し上げた」と説明し、「公正公平な捜査には可能な限り、今後も協力していく。できるだけ早い機会に真実が明らかになることを望んでいる」と語った。(2010年2月1日)
「陸山会」土地購入事件 ゼネコン側、妨害恐れ献金
ゼネコン側、妨害恐れ献金
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた大手ゼネコン鹿島本社の幹部が31日までに、取材に対し、東北地方の公共工事への小沢事務所の影響力行使について証言した。談合組織が決めた「本命」が気に入らない場合、受注業者から外すよう指示。妨害を恐れたゼネコン各社は、目を付けられないよう献金や選挙協力を続けてきたという。
小沢事務所をめぐっては、公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)の西松建設事件での公判で、同事務所が約30年前から「天の声」を出してきたとする鹿島元東北支店幹部の証言を、検察側が明らかにしている。
鹿島本社幹部によると、東北地方の大型公共工事の受注業者は、仕切り役の同社東北支店が、各社の談合担当者と協議して決めてきた。事件化などを避けるため、小沢事務所が発注元の国や自治体に直接受注を働き掛けることはなかった。
東北地方での鹿島の影響力は大きく、小沢事務所といえども、特定の業者を指名して本命にすることは難しかったとされるが、いったん決まった「本命」を外すよう同事務所が求めれば、鹿島側も断れなかったという。このため、名指しされた業者を外した上で、改めて談合組織が本命を決め直していた。
事件当時、小沢事務所では、大久保容疑者が談合組織との窓口役となり、「本命外し」の指示を出していたという。
幹部は「小沢事務所は、リスクを避けた上で、最大限の影響力を行使してきた。入れることは難しくても、外すことは簡単にできた。妨害を恐れ、ゼネコン各社は選挙を手伝い、献金してきた」と証言する。
事件では、胆沢ダム(岩手県奥州市)工事を鹿島から下請け受注した中堅ゼネコン水谷建設(三重県桑名市)が、小沢氏側に計1億円の裏献金をした疑いが浮上している。(2010年1月31日配信、肩書き・名称、年齢はいずれも記事配信当時)
「陸山会」土地購入事件「1億円を4つ、渡された」
1万円札の束。この量で2000万円(資料写真)【時事通信社】
「1億円を4つ、渡された」
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で、衆院議員石川知裕容疑者(36)が、2004年の土地購入前に小沢氏から受けた「貸付金」について、「10月11日か12日に現金を受け取った」と供述していることが29日、関係者の話で分かった。2週間に4億円を4口座に分けて入金するなど、同容疑者による経理操作の詳細も判明した。
東京地検特捜部は、入金された4億円にゼネコンの裏献金が含まれるとみて捜査。複雑な経理操作には、資金の出どころを隠す狙いがあったとみて、解明を進めている。
関係者によると、石川容疑者は特捜部の調べに、「10月11日または12日に、ビニールで包んだ状態の1億円を四つ、個人事務所で小沢先生から渡された」と供述しているという。
石川容疑者は同13日から27日までの2週間に、陸山会名義のりそな銀行の口座に、5000万円前後に分けて、計約2億円を入金。このほか、都銀2口座と地銀1口座に、4000万円、3000万円などの入金を繰り返し、最終的に4口座へ総額4億円を入れた。28日から29日午前にかけて、りそな銀行の口座に、ほかの3口座から1億数千万円を集約。さらに小沢氏関連の二つの政治団体の口座にあった約2億円もこの口座に移動した。分散入金前にこの口座にあった資金と合わせ、口座の残高は6億数千万円となった。
石川容疑者は29日午前、ここから約3億4000万円の土地代金を支払った。さらに同日午後、別の関連政治団体から数千万円を入金。口座残高は4億数百万円となり、うち4億円で定期預金を組み、これを担保に同額の融資を受けた。
特捜部は、土地代金支払い後の融資も、資金の出どころを隠す偽装工作だったとみている。(2010年1月29日配信、肩書き・名称、年齢はいずれも記事配信当時)
水谷側へ1億円要求
【時事通信社】
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件に絡み、計1億円を同会側に渡したとされる中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の元幹部が「受注前に小沢事務所にあいさつに行った際、『来るのが遅い』と秘書から責められた」と、東京地検特捜部の事情聴取に供述していることが15日、関係者の話で分かった。供述によると、小沢氏側はその後、計1億円を持参するよう元幹部に要求したとされる。
水谷側との窓口になったのは公設第1秘書の大久保隆規被告(48)=政治資金規正法違反罪で公判中、同法違反容疑で逮捕状=とされ、特捜部は同被告に2度目の聴取を要請したが、同日までに応じていないという。
水谷元幹部の供述などによると、「胆沢ダム」(岩手県奥州市)関連工事の入札前年の2003年、工事を下請け受注できるめどが立ったため、元幹部は受注の邪魔をされたくないという思いから、業者選定に影響力を持つとされる小沢事務所へあいさつに行った。
応対した大久保被告から叱責(しっせき)を受けたことから、元幹部は同年から04年にかけて、同被告を複数回、東京・向島の料亭で接待した。大久保被告はその後、二つの工事で各5000万円、計1億円を提供するよう、元幹部に要求したという。
元幹部は、両工事の受注直後の04年10月と05年4月に、受注の謝礼として、石川知裕容疑者(36)と大久保被告にそれぞれ5000万円を渡したとされる。特捜部は、最初に提供された5000万円が、陸山会の土地購入に充てられたとみている。一方、大久保被告と石川容疑者は、資金の受け取りを否定している。(2010年1月16日)
金権、腐敗・・・・・・・悪質・・・
悪臭がーー・・ぷんぷんするーーーー!!

