日経平均急反発、買い戻し入るが上値には慎重な見方も
2009年 11月 30日
[東京 30日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は急反発。前営業日比250円を超える上昇となった。アラブ首長国連邦(UAE)中央銀行が金融システムに流動性を供給する緊急措置を発表したことや日本政府が円高・株安対策を追加経済対策に盛り込む方針を固めたことを好感。
円高も一服したことで主力株を中心に買い戻しが入った。ただ日本の追加財政支出や一段の金融緩和については財源など余地が限られるとして慎重な見方も多かった。
東証1部騰落数は値上がり1491銘柄に対して値下がり136銘柄、変わらずが57銘柄だった。東証1部の売買代金は1兆5426億円。

ドバイ・ショック 円独歩高 週明け警戒
2009年11月29日
【東京新聞-ロンドン=松井学】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国の信用不安が金融市場を揺さぶり始めた。日米欧の主要国では週末にかけて急な株安や円高が進み、二十七日のニューヨーク市場でもダウ工業株三十種平均の終値は、休日前の二十五日と比べ一五四・四八ドル安、円相場は、八二銭円高ドル安(午後五時現在)となった。世界経済をけん引する新興国への投資にも懸念が台頭し、週明けの金融市場は、世界中が「ドバイ・ショック」の衝撃度をはかる展開になりそうだ。
ドバイ政府は二十五日、人工島や世界一高いビルなどの大型開発で知られる政府系投資持ち株会社ドバイ・ワールドと傘下の会社が抱える、総額五百九十億ドル(約五兆円)の債務の返済延期を投資家に求めると唐突に発表した。米格付け会社は「これは債務不履行に当たる可能性がある」と指摘。慌てたのは新たな損失を抱える恐れが生じた世界の金融機関だ。
特に欧州はUAE向け融資残高が、英国の五百二億ドル(約四兆三千億円)をはじめ突出して多い。欧州の銀行経営、経済への打撃は避けられないとの見方から、外国為替市場ではユーロを売って円を買う動きに拍車がかかった。直前までは米国の景気回復が遅れるとの観測からドル売りが中心だったが、円はユーロに対しても急伸。ユーロやドルを売る際の受け皿として、比較すれば安全な通貨とみられている円が買われるためで、円が独歩高の相場展開になっている。
日本企業は欧州に比べてドバイへの進出は日が浅く、邦銀のUAE向け融資残高は八十九億ドル(約七千六百億円)にとどまる。しかし、海外に端を発した急激な円高によって日本の輸出企業の利益がかき消される深刻な事態を迎えた。政府・日銀が円高是正のため、ドルやユーロを買い、円を売る市場介入に踏み切るかどうかをにらみながら、週明けの東京外為市場の値動きは神経質な展開になりそうだ。
ドバイ・ショックは借金で派手な開発を続けたドバイの成長手法の破綻(はたん)を明らかにした。二〇〇八年九月のリーマン・ショックの際は、銀行間の疑心暗鬼から金融市場の資金融通が困難になった。金融危機の再来を見込む市場関係者はまだ少ないが、借金漬けのドバイ・ワールドの債務返済は今後も相次ぐ。原油収入で潤うUAEの有力首長国アブダビ政府が、ドバイの救済に向かうかが焦点になっている。

NY株急反落 154ドル安 ドバイ・ショック世界波及
2009年11月28日 夕刊
【東京新聞-ニューヨーク=阿部伸哉】二十七日のニューヨーク株式市場は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で政府系企業の資金難が表面化し、金融危機再燃への不安が一気に広がり急反落。ダウ工業株三十種平均は、休日前の二十五日と比べ一五四・四八ドル安の一万〇三〇九・九二ドルで取引を終えた。全面安の展開の中、下げ幅は一時、二三三ドルに達した。
前日の東京市場でも平均株価が九〇〇〇円割れ近くまで下落しており、「ドバイ・ショック」が世界の主要市場をのみ込みつつある。
ドバイ政府は二十五日、政府系企業の返済繰り延べを発表。他の新興国でも似たような状況にあるとの懸念が市場に広がり、株安につながった。実体経済への影響は限定的との見方もあるが、週明けの各国市場でドバイ問題が商いの重しとなることは確実だ。
ドバイ・ショックで、 円 株 週明け警戒!!??
そして、今日は、全面高・・・
でも、砂上の楼閣か・・・・ね

