家具量販店大手のイケア・ジャパンは27日、ソファやテーブルなど人気の1450品目を8月1日から平均25%値下げする、と発表した。不況による消費低迷や、ニトリなどライバル勢の値下げ攻勢に対抗するねらいだ。日本市場に進出した06年以降で、初めての本格値下げとなる。
イケアはスウェーデンを発祥とする世界的な家具量販店。日本法人のラース・ペーテルソン社長が、27日の事業説明会で明らかにした。
ペーテルソン社長は値下げの理由について、「昨秋からの不況で、消費者はお値打ち感を求めている。商品を手の届く価格にしないといけない」と説明した。
値下げ対象となるのは全商品の約2割。例えば、現行価格が3万8千円の2人がけソファは2万8千円に、1500円のサイドテーブルは999円に値下げする。8月4日には、値下げを反映させた新カタログ計800万部の配布も始める予定だ。
愛知県内に昨秋、物流センターが完成し、中国やマレーシア経由で持ち込んでいた商品を、生産拠点から直送できるようになり、物流コストを削減できるようになった。
また、ペーテルソン社長は出店計画について、「名古屋や東京都西部を具体的に考えている。福岡も立地を探している。年内に2店舗の進出もありうる」と述べた。イケアは現在、千葉県船橋市や横浜市、神戸市などに計5店舗を展開している。09年度(08年9月~09年8月)の売上高は前年実績を4割強上回る約520億円を予想。来店者数は初めて2千万人を超えると見込んでいる。(内山修)
■市場頭打ち、体力勝負
国内の家具業界では、世界的な景気後退による消費の低迷を受けて、値下げ競争が加速している。
家具製造販売大手のニトリは昨年5月から5回にわたり、ソファや机など1700品目を値下げした。さらに8月にも、数百品目を値下げする予定だ。価格を平均2割程度下げても、09年2月期は22期連続の増収増益。客足が順調に伸びたからで、都市部の出店にも意欲的だ。
東日本を中心に展開する東京インテリアも、今年2月にソファやベッドなど780品目を約5~30%値下げした。6月には390品目を追加した。今年の既存店売上高は前年並みで、広報担当者は「利益を削って値下げしている。勝ち残るための競争は厳しい」と話す。
家具市場は世帯数の伸びが鈍化し、大きな成長は期待できない。値下げ攻勢が販売増につながれば「勝ち組」となるが、集客に失敗すれば「じり貧」になりかねない。
大塚家具は昨年11月、「円高還元」として、輸入品のソファやダイニングセットなど約9500品目を値下げした。しかし、今年上半期の既存店売上高は前年同期に比べて約1~2割減。同社は「値下げしなければ、もっと厳しい状況だった」(広報)としている。(2009年7月27日 朝日)
1450品目を平均25%も、値下げなんて!!!
今でもー、十分安いのにー!!!
これからの出店で、東京都西部を具体的に考えているは、
うれしいねーー!!!

