旅客機 「MRJ」原寸大の室内模型を出展 三菱航空機
10月1日 毎日新聞
MRJの原寸大模型の内部。背もたれの薄い座席を採用し、圧迫感を減らした=横浜市内で、宮島寛撮影
国産初のジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の開発を手掛ける三菱重工業の子会社、三菱航空機は1日、横浜市内で開幕した国際航空宇宙展に、MRJの原寸大の室内模型を出展した。燃費の良さに加えて機内の快適性もアピールし、受注拡大につなげる狙い。
機内は1列4席で、通路の天井は一般的な小型機より高い2.01メートル。背もたれの薄い特殊な座席を採用し「座り心地が良く、広々とした足元を確保した」という。
MRJは軽量の炭素繊維複合材を使うなどして燃費を良くした小型機で、座席数は70~96席。13年の運航開始を目指している。世界的な景気低迷もあり、現時点で導入を決めた航空会社は全日本空輸1社のみだが、戸田信雄社長は「環境や快適性能を知ってもらえれば多くの航空会社に受け入れられる」と述べた。【宮島寛】
【ことば】MRJ(三菱リージョナルジェット) 三菱重工業が開発中の初の国産ジェット旅客機。国産旅客機は「YS11」(プロペラ機)以来約40年ぶり。座席数70~96席の小型機で、13年の納入開始を目指す。軽量の炭素繊維複合材や新型エンジンを採用、ライバル機より燃費を20%以上向上させる予定。開発・販売を担う子会社「三菱航空機」にはトヨタ自動車なども出資。
スペック
MRJ90STD MRJ90ER MRJ90LR MRJ70STD MRJ70ER MRJ70LR
座席数 86~96席 70~80席
全長 35.8m 32.8m
全幅 30.9m
全高 10.0m
エンジン推力 77.1kN × 2 69.1kN × 2
最大離陸重量 39,600kg 41,450kg 42,800kg 36,850kg 38,400kg 40,200kg
最大着陸重量 38,500kg 36,200kg
航続距離(定員時) 1,630km 2,590km 3,330km 1,700km 2,590km 3,630km
巡航速度 マッハ 0.78
最大運用速度 マッハ 0.82
離陸滑走距離 1,450m 1,580m 1,670m 1,300m 1,400m 1,530m
着陸滑走距離 1,450m 1,390m

あたらしい国産ジェット旅客機の時代が、
もうすぐ訪れようとしています。
たのしみですね。
ゼロ戦をつくった三菱重工。
航続距離が3300kmのようです。
東京-大阪の6倍、結構飛びますね!!
富士重工も参加らしいです。
日本のお家芸、東レ?? 炭素繊維を多く使い、
燃費が20パーセントもいいといいます。
はやく、東京、横田、調布飛行場あたりから、
国内間、海外間へと離陸しませんかねー!!
観光振興、便利なビジネスの足に、
そして、あたらしい日本の輸出品目の目玉に、
なるといいですね。
炭素繊維(Wikipedia)
炭素繊維(たんそせんい Carbon fiber)とは、アクリル繊維またはピッチ(石油、石炭、コールタールなどの副生成物)を原料に高温で炭化して作った繊維。アクリル繊維を使った炭素繊維はPAN(Polyacrylonitrile)、ピッチを使った炭素繊維はPITCHと区分される。
最先端の素材として知名度が高いことから、たとえ副次的な要素であったとしても炭素繊維が使われている商品には「カーボン(Carbon)」と表記されていることが多い。
1961年 通商産業省工業技術院大阪工業試験所(現産業技術総合研究所)の進藤昭男博士がPAN系炭素繊維を発明した。また、1967年に、世界で初めて、金属よりも丈夫な炭素繊維の製法を実現した。進藤博士は多くの企業に技術移転をしたが、1970年代以降、優れた強度を持つ特性から強化プラスチックの補強材や複合材料の素材として使われ始め、1980年代以降、製造コストの低減や加工方法の進歩が見られ、ロケットや航空機などの大型輸送機器からテニスラケットや釣り竿、白杖など身近な道具にまで応用の幅を広げた。2006年炭素繊維を機体の大部分に利用する世界初の旅客機開発のため、東レがボーイングと7000億円の炭素繊維を供給する大型の契約を締結し、注目を集めた。
耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性、耐引張力に優れ、アルミニウムなどの軽い金属に比べてもさらに軽量である。短所としては難加工性、製造コストの高さ、リサイクルの難しさが挙げられる。 また趣味の分野においては、他の素材にみられない質感や独特の模様、機能から炭素繊維を特別視する消費者も少なからず存在する。
世界市場に占める日本企業製品のシェア70%は非常に高い。
PAN系メーカー
東レ
東邦テナックス
三菱レイヨン
PITCH系メーカー
三菱化学産資
クレハ
大阪ガスケミカル
日本グラファイトファイバー


