麻生太郎首相は24日夜の記者会見で麻生内閣の閣僚名簿を読み上げ、「日本を明るく強い国にする。それが私に課せられた使命だ」と述べた。会見の詳細は以下の通り。
「このたび第92代の内閣総理大臣に指名された麻生太郎です。国民のみなさんに、まず一言ごあいさつさせていただきたいと存じます。このたび総理の重責を担うことになり、その重みを改めて感じているところであります。特に金融危機への不安、国民の生活への不安、そして政治への不信という危機にあることを厳しく受け止めているところです。日本を明るく強い国にする、それが私に課せられた使命だと思っております。私の持っております経験のすべてと、この身を尽くして難題に立ち向かうことをお誓い申し上げます。よろしく、ご支援のほどお願い申し上げる次第です」
総務大臣兼地方改革担当大臣、鳩山邦夫。地域の元気を回復してもらわなければならないと思っております。分権改革というのは大きなわれわれの国の形として大事なところだと思っておりますんで、ぜひ、この分権改革を進めていただきたいと思っております。

法務大臣、森英介。司法制度改革というのは今、その途中にありますけれども、これをぜひ進めなければならないということをお願いしたいと思っております。
外務大臣、中曽根弘文。日米同盟の強化、北朝鮮問題、テロとの戦いなどなど、今、外交問題いろいろありますけれども、こういった問題に取り組んでもらいます。
財務大臣兼金融担当大臣、中川昭一。当然のこととして、補正予算の成立、そして景気対策、今出しております緊急総合経済対策等々ありますんで、この問題、加えて今、世界中、金融に関しましてはリーマンの話に限らず、いろいろ世界中、アメリカのサブプライムに発しましたこの一連のことに関しまして、世界中大きな関心を呼んでおる。そういった中にあって、この問題を2つ別々にというよりは、1人の方にやっていただくというほうが機能的であろうと思って、あえて兼務をお願いをしたところです。

文部科学大臣、塩谷立。これは教育の信頼回復は大分県の話だけではなく、いろいろこの問題は根が深いといわれておりますけれども、ぜひ、教育の信頼回復というのに務めていただきたいと思っております。同時に基礎教育の充実ということに関しましては、いろいろご意見のあるところでもありますんで、この問題は非常に長い間かかわっておられたこともありますけれども、ぜひこの問題に引き続き取り組んでいただきたいと思っております。
厚生労働大臣、舛添要一。今、ご存じのように社会保障の問題、また、食の安全の確保などなど、いろいろあります上に、雇用の安定というものもわれわれは併せて考えなければならない大事なところです。労働分配率の話、いろいろありますけれども、ぜひこの問題について引き続き検討をしていただければと、がんばっていただかなければならんところだと思っています」2008/09/24 【産経ニュース】
新首相に指名された自民党の麻生太郎氏は24日、首相官邸で記者会見し、麻生内閣の閣僚名簿を発表した。名簿は官房長官が発表するのが慣例となっており、首相自身が発表するのは異例。新内閣にかける麻生氏の意気込みを示したものとみられる。
外相には中曽根弘文元文相、財務・金融担当相には中川昭一元政調会長を起用した。また、少子化担当相には小渕優子氏が抜擢(ばってき)され、戦後最年少の34歳で入閣を果たした。
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発表された新閣僚の顔ぶれは次の通り。(敬称略)
▽総務相 鳩山邦夫(津島派)
▽法務相 森英介(麻生派)
▽外務相 中曽根弘文(伊吹派)
▽財務・金融担当相 中川昭一(伊吹派)
▽文部科学相 塩谷立(町村派)
▽厚生労働相 舛添要一(無派閥)再任
▽農林水産相 石破茂(津島派)

▽経済産業相 二階俊博(二階派)再任
▽国土交通相 中山成彬(町村派)
▽環境相 斉藤鉄夫(公明党)再任
▽防衛相 浜田靖一(無派閥)
▽官房長官 河村建夫(伊吹派)
▽国家公安委員長 佐藤勉(古賀派)
▽経済財政担当相 与謝野馨(無派閥)再任
▽行政改革担当相 甘利明(山崎派)

▽消費者行政担当相 野田聖子(無派閥)再任
▽少子化担当相・男女共同参画 小渕優子(津島派)

2008/09/24 【産経ニュース】
消費税論議は、3年間凍結する。
各地をまわり、景気回復が最優先と感じた。
橋本内閣の消費税3から5%になった時のような、失政はしない。
社会保険庁の今回の事態は、犯罪であり、見逃さない・・・
閣僚名簿の首相自身の異例の発表、
派閥をこえた新規投入メンバーの独自性は、
とても魅力的だと感じました。
「日本を明るく強い国にする。それが私に課せられた使命だ」も、いいですね。
さて、本番はこれからですね・・・
[フランクフルト 24日 ロイター] モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントは24日、麻生首相就任について、日本の株式市場の回復を促し、新たな自由市場の時代を告げる可能性があると指摘した。

ジョン・アルカイア最高投資責任者(CIO、日本在勤)は「麻生氏は日本を変化させる重要な触媒になり得る指導者だ」とし、地方分権の推進や税制改正による経済活性化を望んでいると述べた。
アルカイア氏は100億ドルの株式を含む、420億ドル相当の日本投資ポートフォリオの運用を指揮する。
アルカイア氏は、日本の株式市場が上昇モメンタムを得るには構造改革が必要だ、と述べた。
さらに、日本は米国から新興国へと貿易相手国を大きく変え、さらに国内需要の振興に尽力することで、成長率の低下に対応している、とした。
同氏は「麻生首相は、貯蓄から投資へという資金の流れにインセンティブを与えることで、国民の消費パターンを変えようとしている」とし、日本は長年の懸案だった株式市場の回復への準備ができている、と述べた。

