直感を強力に鍛える 狩猟型読書を実践 | 東京リーシングと土地活用戦記

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齋藤孝の「3分間」アカデミー
[2008年6月13日 Nikkei BPnet]

直感を強力に鍛えるなら「美術館」や「寿司屋」がいい。前回はそう述べたが、「そんな時間もおカネもない」という人もいるかもしれない。そこでもっと簡便に、今すぐできる鍛練法を紹介しよう。用意するのは、とにかく手近にある本とボールペンだけだ。
“獲物”をグルグル巻きにせよ

本といえば、私の場合、自宅のベッドの上にも常時20冊前後が散らばっている。寝るときもそのまま。文字どおり肩身の狭い思いをしている。「片づけられない」のではない。「あえて片づけない」のである。
もちろん、これには理由がある。それを説明する前に、まず私の読書法、とりわけ必要に迫られた際に役立つ我流の速読術を紹介したい。あえて命名するなら、「狩猟型読書」だ。
本を読むには、何かについて知りたい、学びたいという目的や期待があるはずだ。そこで、ざっと目を通しながら、目的に沿うようなキーワードを見つけてボールペンでグルグルと囲んでいく(厳密にいえば「三色ボールペン」の「緑」を使う。拙著『三色ボールペンで読む日本語』を参照されたし)。捕まえた“獲物”を縄でグルグル巻きにするイメージだ。中身にもよるが、200ページの本であればだいたい10~20語は見つかるだろう。
そうすると、グルグル巻きが集中しているページは、たいてい何カ所かに絞られる。その部分をあらためて精読すれば、それで読了と考えてよい。これが、1冊から最短で最大の“有効成分”を抽出する狩猟型読書である。
ポイントは、どんなキーワードに目をつけるか、にある。冒頭からじっくり読み込んでいくのではなく、アンテナを張って必要な言葉だけをキャッチしていく。自分で森の中をさまよって獲物を探し回るというより、「ここだ」と思う場所に網を張って虎視眈々と待つ、という感じに近い。実際に読むのは視覚だが、そこで問われるのは動物的な嗅覚、まさに直感である。
ではその感度をいかに高めるかといえば、これは何度も繰り返して慣れていくしかない。毎日のように、何冊でもチャレンジしてみていただきたい。最初は戸惑うかもしれないが、目的や期待がある程度明確になっていれば、さほど苦労することはないだろう。

偶然かつ幸運な出会いが待っている

本題はここから。この方法に慣れてくると、むしろキーワードのほうから自然に目に飛び込んでくるようになる。獲物が勝手に網に引っかかってくれるわけだ。おかげで、読むスピードは格段にアップする。あるいは、関連するキーワードまで目に入るようになる。知識の幅が広がるわけだ。
だとすれば、そこで得たものを1冊との関係で終わらせるのはもったいない。それが冒頭で述べた「ベッド上に散乱する本」につながるのである。
私は寝る前、ベッドの上でもこの狩猟型読書を実践している。何冊でも目を通し、わざとそのまま放置する。だから朝目覚めると、身体の各部位に複数の本が接触している状態になっている。
寝ぼけまなこでそのうちの1冊を手に取り、パラパラとめくっていると、すでに別の本で脳にインプットされたキーワードを無意識のうちに追うようになる。というより、それに類する言葉があれば、瞬間的に目線がそちらに吸い寄せられていく。狩猟型読書を繰り返していると、アンテナが研ぎ澄まされてくる。狩りをするという能動性の感覚が、情報が入ってくるという受動性に反転する。活字が自分を呼んでくれるようになる。
しかも頭がまだ働いていない分、先入観なしで読める。それはちょうど、無防備な自分に言葉の群れが襲いかかってくるような感覚だ。それらもグルグル巻きにすることは、いうまでもない。
つまり、あるキーワードを架け橋にして、違う本から違う価値観の情報を得られるようになるわけだ。これはセレンディピティ(偶然かつ幸運な出会いをつくる能力)の一種といえるだろう。それが炸裂した瞬間の知的興奮と快感は、他の何物にも代えがたい。どんな目覚まし時計よりも強力である。
「本をベッドにまき散らそう」とまではいわないし、狩猟型ではなく最初からじっくり時間をかけて読んだほうがいい本もある。しかし、本から本へ横断的にキーワードを求める姿勢や、「ボールペンを片手にグルグル巻き」の習慣は、身につけておいて損はない。


 わたしは、オリジナルの一本で黄色と赤の二色の糸で芯の出る色鉛筆を使っています。
 
 それと、マックを新機種に変えました。早い早いーびっくりです。


 Mac OS X v10.5 Leopard、脳みそが二つのデュアルコア、 Intel プロセッサ入りです。

 直感的なマックは、とても個性的です。

 おすすめします。