モスクワ宿泊料高騰-新設のリッツ・カールトンは1泊12万円から | 東京リーシングと土地活用戦記

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モスクワ宿泊料高騰-新設のリッツ・カールトンは1泊12万円から

7月3日(ブルームバーグ):モスクワ中心部、クレムリンの近くにオープンしたばかりの高級ホテル、ザ・リッツ・カールトン・モスクワで、この夏、最も安く宿泊できる部屋は、税込みで1泊1036ドル(約12万7000円)だ。

この宿泊料は、モスクワのホテル新設がいかに需要に追いついていないかを示している。世界最大のエネルギー生産国ロシアでは観光や輸出が右肩上がりで、投資家の関心も高まっている。

ソウルからモスクワを訪れた国際危機グループ(ICG)の韓国担当ディレクター、ピーター・ベック氏は「1泊200ドル以上は出せないので地下鉄の南の終着駅から15分もバスに乗るはめになった」と指摘。「今泊まっているホテルの住所をロシア人に見せると『夜には出歩くな』と言われる」と語った。

モスクワを訪れた人の数は昨年、380万人に上った。1991年の30万人の10 倍以上になる。一方、過去5年間で旧ソ連時代のホテル4棟が取り壊され、赤の広場から徒歩10分圏内では約5000室のホテルの部屋が消えた。

ホテル不足解消に向けて、モスクワ市当局は2010年までに市内のホテル部屋数を倍以上に増やし、18万室とする計画を検討している。同年には500万人がモスクワを訪れると予想されている。

プロジェクトには、総工費7億ドルをかけた201室のフォー・シーズンズをクレムリンの隣に建てる計画や、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ、ノボテル、ソフィテルの系列ホテルの新設も含まれている。

ただホテル業界の専門家は、こうした増設計画がモスクワのお役所仕事で十分迅速に進むかに懐疑的だ。03年当時、市当局は05年までに市内のホテル部屋数を倍増させ13万室にすると約束したが、実際にはホテルの増設は、取り壊し分に追いつくのがやっとだった。今回の総工費3億5000万ドルのザ・リッツ・カールトンの開業も予定より3カ月遅れている。


 10倍の観光需要すごいです。月収一万円の国、ロシアで十二万円は高いですね。でも、観光で一度、行ってみたいところです。




 ロシアの首都モスクワは、850年以上もの歴史を持つ古い街。政治の中心クレムリンを擁し、いつも世界の注目を浴びている連邦都市です。見どころのハイライトは、ロシア最大の広場である赤の広場周辺と、イタリア人建築家によって建てられた煉瓦造りのクレムリン。中世ロシアの美の粋を集めた建物が数多くあり、ロマノフ王朝の象徴の大クレムリン宮殿や、ダイヤのコレクションが必見の宮殿武器庫は、絢爛豪華の一語につきます。冬のシーズンに鑑賞できるバレエやオペラも一見の価値があるものです。

ザ・リッツ・カールトン
(Wikipedia)

 ザ・リッツ・カールトン (Ritz-Carlton) は世界規模でホテル・チェーンを展開するホテルブランド、マリオット・インターナショナルのホテルブランドのひとつ。

 1898年、セザール・リッツが、パリに創業した「ホテル・リッツ」と1899年ロンドンに開店した「カールトン・ホテル」が上流階級を中心に高い評価を受けたのをきっかけに、北米に一流のサービスを提供するホテルを展開する為に1905年設立。ニューヨーク、フィラデルフィア、ピッツバーグ、モントリオール、1927年にはボストンに展開するも第二次世界大戦を境に規模を縮小していく。

1983年、W.B.ジョンソンが運営する「モナーク・ホテル」がボストンの「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」を買収。この際同時に「ザ・リッツ・カールトン」という名称の北米での使用権を取得(同時に社名を「ザ・リッツ・カールトン・カンパニー」へ変更)。1998年にマリオット・インターナショナルの傘下に加わり、世界各地でホテル展開をしている。日本では1997年に大阪、2007年3月に東京でオープンしている。2009年には横浜でオープン予定。