暗転から照明が点き、2度目のはなわ君の登場にお客さんは失笑した。
さっきのヤツじゃないか、1度は見たことあるって、とクスクス
これこそがこちらの狙い。
もう場内ははなわくんに集中!
楽しみ方がわかったからだ。
もともとネタは面白いのでお客は大爆笑!
見事にキサラショータイムメンバーに仲間入り。
ギャラももらえるようになった。
このことははなわくんの自伝「お義父さん」
にも掲載されてますのでよろしく笑

さて、この頃私はキサラでオンステージという特別なショーを月に2回やらせてもらっていた。
1日目はものまねたっぷり日、もう1日はものまね+お笑い日。

ダウンタウン松本さんのそっくりさん、ダウソタウソのシークレット松本を使って、一人ごっつのパロディをやっていた。
そこにはなわくんや底抜けAIR-LINEの三人にも協力してもらった。
私はショータイムの幅を広げ、構成も勉強した。
いつ、ものまね王座からお呼びがかかってもいいように。

97年、30才になった私にある電話がかかってきた。
USテレビの人だった。

ものまね獣道77へ続く…