M店長の電話の内容とは、
「来月、新宿にショーパブ出来るからそのつもりでいてくれ。あとな、一つ頼みがあんねん。」
ものまねのショーパブが出来ることは嬉しかったが、もう一つの頼みが気になった。
「あんな、ショーパブが出来るまでの数日間、汐留のスキーステーションのステージでものまねショーをやって欲しいねん、ノーギャラやけど」
要するにスキーのバスが出発するまでの退屈な時間、ものまねショーで笑わせてくれということだ。
しかもノーギャラで。
これは願ってもないチャンス!
ショーパブが出来るまでほぼ毎日練習が出来る。
正直ギャラなんかどうでもよかった。
毎日ものまねが出来る、それだけで嬉しかった。

嬉しいといえばもう1つ。
4月に来るはずだった久山さん(後のゴジーラ久山…誰やねん。現・まねだ聖子の旦那)が少し早めにやって来たのだ。

ものまね獣道12へ続く…。