FULCRUM（フルクラム）のロードバイクホイール「RACING ZERO COMPETIONE」を
購入されたお客様からのご依頼で、
チューブレスタイヤを取り付けました。
取り付け完成の画像。
「RACING ZERO COMPETIONE」は
クリンチャータイヤとチューブレスタイヤを取り付けることができる
「2WAY-FIT」ホイールです。
今回、
IRCの「FORMURA PRO TUBELESS LIGHT 25C」を取り付けたのですが、
IRC製のチューブレスタイヤは
「FULCRM RACING ZERO COMPETIONE」や「CAMPAGNOLO SHAMAL ULTRA」等の
17ｃサイズのワイド化された「2WAY-FIT」ホイールには適合していません。
そのまま、付けてもスカスカでサイドビートが上がってくれないのです。
「FULCRM RACING ZERO COMPETIONE」や「CAMPAGNOLO SHAMAL ULTRA」等の
17ｃサイズのワイド化されたホイールはリム中央部が広く深い為、
IRC製のチューブレスタイヤでは、ビートが届かないのです。
そこで、チューブレスレディー用のテープを巻いてかさ上げします。
チューブレステープを2重ぐらい巻いて、一旦タイヤをはめ、
中にクリンチャーで使うチューブを入れて空気をはって、
1日程度置いておくと写真のように綺麗にリムへ密着します。
かさ上げしているのでリアホイールのバルブの頭が出にくくなりますので、
少し長いチューブレスバルブに交換します。（写真左が純正のC17用、右がC15用）
これぐらい出ていないと空気が入りませんよね。
「2WAY-FIT」（チューブレス対応）ホイールなのに
「チューブレステープ」を使わなアカンというお話でした。
年明け早々にIRCの「FORMURA PRO TUBELESS」シリーズがチューブレスレディーになるという噂がチラホラ。
「軽量化」と「世の中にチューブレスレディー対応ホイールが多く発売されいるから」ということもあってのことらしいです。
シーラントが必須となりますがそのモデルチェンジの際にワイドリムにも対応してくれるはず！？
ロードバイクにもチューブレスタイヤの時代が来てるのか？
最近、チューブレスタイヤの取り付け依頼が多いです。
クッション性が良くなるのはもちろんですが、
体感的に走行感が軽くなるのでオススメです。