私が個人的にキャノンデールの女性用アルミ製ロードバイク「2015 CAAD10 WOMEN'S 105」を改造するなら、以下の順番にします。
・2015 CANNONDALE CAAD10 WOMEN'S 105 GRY カラー
・2015 CANNONDALE CAAD10 WOMEN'S 105 WHT カラー
ハンドルは合う可能性がありますが、ステム長は個人個人でポジションに差があるので適正な長さに注文時の際、合わせる（交換する）等は大前提として、
・とりあえずは安価なものでも良いので適正なポジションになるようなステム長のものに交換します。
「FSA OMEGA STEM」ステム長60-130mm 税込定価￥3,564
もし、ステム長50mmが必要であれば「DIXNA リッジライン」ステムを取り付けます。
その次に手を加えていくとしたら以下の順番にします。
1. チェーンをシマノ製に交換する。
2. グリップ性能の高いタイヤに交換する。
3. ブレーキキャリパーを「アルテグラ」グレードに交換する。
4. ホイールのグレードをアップさせる。
5. シマノ純正のクランクに交換する。
です。
1. 「2015 CAAD10 WOMEN'S 105」に標準で使われているでチェーンは「KMC,X11 11-speed」です。変速性能（特に下り変速）が悪く、チェーンノイズも大きいのでシマノ純正の「CN-HG600-11」チェーンに交換します。
税込定価￥2,722
2. 通勤や通学で「CAAD10 WOMEN'S 105」を使うのであれば付属のタイヤ「SCHWALBE LUGANO」でもとりあえずは良いでしょう。只、週末サイクリングやレースの練習をするのであれば、郊外のスピードが出る場所を本気で走るとなると不安があるので、グリップ性能の高いタイヤに交換してしまいます。タイヤ幅を23cにするか25cにするかは迷うところ。
「MICHELIN PRO4 SC」カラーが豊富な軽量でグリップ性能が高いタイヤ。 税込定価￥13,824（前後ペア）
「CONTINENTAL GRANDPRIX 4000S」グリップ性能が高く耐パンク性能も高い。 税込定価￥12,312（前後ペア）
3. 「CAAD10 WOMEN'S 105」に標準で付属している「Shimano 105」のブレーキキャリパーで何の問題もありませんが、個人的に3番目に手を加えるのは、「下りでの安心感を得たい」為、「アルテグラ」のブレーキキャリパーに交換します。
「Shimano Ultegra BR-6800」 税込定価￥13,345（前後セット）
4. ホイールを交換すると走りの軽さが劇的に変わります。
「CAAD10 WOMEN'S 105」に標準で付属する「SHIMANO WH-RS11」から交換して劇的に変わったと思えるのは「Shimano WH-RS81-C24-CL」ぐらいからからになると思います。軽さ重視の選択ですから本格的にスピード重視で乗られる人はリムハイトを高くしてC35が良いと思います。
・「Shimano WH-RS81-C24-CL」ホイール
軽量でありながら剛性も確保するアルミ/カーボンラミネートリムを使う「WH-RS81」の24mmバージョンはヒルクライムで抜群の軽さを発揮します。前後ペア重量1502g
税込定価 \72,233（前後セット）
・予算がもう少しあれば、「SHIMANO WH9000-C24-CL」ホイール（重量1387g）にすると、さらに軽量化できます。リム高が前後24mmカーボン/アルミリムのクリンチャーホイール。
税込定価￥125,987（前後セット）
5. 「CAAD10 WOMEN'S 105」に標準で付属する「FSA Gossamer Pro」クランクの変速性能はチェーンやギアが新品の場合はシマノ純正クランクに比べてもあまり気にならなりました。
只、従来の105に比べて変速性能が格段に向上したという新型105本来の変速の軽さを味わいたいのでクランクセットを「Shimano 105 FC-5800」に交換します。
ドライブ系をシマノで統一すると「チェーンノイズ」が無くなり走行音が静かになるので快適です。
クランク長は165mmで、歯数は50x34Tが一般的でしょうか。本格的に走られるのであれば52x36Tでも良いと思います。
シマノ FC-5800 105 11スピード クランク 税込定価￥15,378
シマノ105クランクへの交換はBB30用のユニットも必要です。
「SUGINO BB30-IDS24 CONVERTER」 税込定価￥7,020
これだけ手を加えれば「CAAD10 WOMEN'S スペシャルバージョン」の完成です。
後は、クランク交換する際に、コンポセットを「アルテグラ」で揃えてしまうか、です。
