私が「2015 SYNAPSE CARBON ULTEGRA」を改造するなら | CozyBicycleのブログ

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兵庫県川西市のスポーツバイク専門店です。

私が個人的にキャノンデールのカーボン製ロードバイク「2015 SYNAPSE CARBON ULTEGRA」を改造するなら、以下の順番にします。


CANNONDALE 2015 ROADBIKE SYNAPSE CARBON ULTEGRA キャノンデール ロードバイク 2015年 モデル シナプス カーボン アルテグラ

「2015 CANNONDALE SYNAPSE CARBON ULTEGRA」の解説・在庫状況・スペック等の詳細WEBページはこちら

http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2015/synapsecarbonultegra.html


ハンドルは合う可能性がありますが、ステム長は個人個人でポジションに差があるので適正な長さに注文時の際、合わせる(交換する)等は大前提として、

FSA OMEGA STEM OS-168LX ROADBIKE

・とりあえずは安価なものでも良いので適正なポジションになるようなステム長のものに交換します。

「FSA OMEGA STEM」ステム長60-130mm 税込定価¥3,564


その次に手を加えていくとしたら以下の順番にします。


1. ハンドルの横幅が合わないようでしたら適正なものに交換する。

2. さらにグリップ性能が高く、耐パンク性能に優れたタイヤに交換する。

3. ホイールをより軽量なものにグレードアップする。

4. Di2(電動)コンポにグレードアップする。


です。


1. 悪路を走行を考えているのか「SYNAPSE CARBON」シリーズのドロップハンドルは横幅がワンサイズ大き目のものが標準で付属しています。フレームサイズが48と51と54サイズの場合はハンドル幅は芯~芯42cm、フレームサイズが56と58サイズの場合はハンドル幅は芯~芯44cmです。

もちろん乗られる人の肩幅でハンドル幅は決まりますが、48と51サイズのハンドル幅芯~芯42cm、56サイズの場合はハンドル幅芯~芯44cmは、それぞれ大きいように思えますので、ハンドル幅を適正にするために交換します。オススメのハンドルはアルミ製でしたら「EASON EA70 ERGO」、カーボン製でしたら「FSA K-FORCE COMPACT」です。



EASTON EA70 ERGO HANDLE

・「EASTON EA70 ERGO」ハンドル。

軽量で丈夫なアルミ製です。ショートリーチ型で握りやすいハンドルです。重量240g、ハンドル幅は38/40/42/44cm.。

税込定価¥9,180
FSA K-FORCE COMPACT HANDLE BOB COLOR

・「FSA K-FORCE COMPACT」のBOBカラー。

超軽量で振動減衰性能に優れたフルカーボン製ハンドル。このショートリーチハンドルが個人的にカーボンハンドルの中でも一番握りやすいと思っています。重量210g,ハンドル幅は38/40/42cm.。

税込定価¥39,873


2. 「2015 SYNAPSE CARBON ULTEGRA」に標準で付属するタイヤ「MAVIC WTS」でもとりあえずは何の問題もありませんが、もう少し耐パンク性能に優れる強いタイヤに交換したいと思います。

タイヤ幅は標準仕様で700x25cが付いています。砂利道や未舗装路を走る可能性がある人は25cを、舗装路のみを走られる人は700x23cで良いと思います。25cが無難か。

PANARACER TYPE-D EVO2(パナレーサー)

耐パンク性能とグリップ性能どちらも優れる「PANARACER TYPE-D EVO2」

税抜定価¥11,930(前後セット)

23cと25cどちらもあります。


3. ホイールを交換すると走りの軽さが劇的に変わります。

「2015 SYNAPSE CARBON ULTEGRA」はパーツ交換をする必要が比較的少ない完成されたバイクですから、その分?ホイールに資金を注ぎ込めることができます。「2015 SYNAPSE CARBON ULTEGRA」に標準で付属する「MAVIC AKSIUM」からホイールを交換して劇的に変わったとすぐに感じることができるのは「Shimano WH-9000-C24-CL」ぐらいからでしょうか。


SHIMANO WH-9000-C24-CL WHEEL ROADBIKE

・「Shimano WH-9000-C24-CL」ホイール

軽量でありながら剛性も確保するアルミ/カーボンラミネートリムを使うデュラエースグレードの「WH-9000」の24mmバージョンはヒルクライムで抜群の軽さを発揮します。前後ペア重量1387g

税込定価 \125,987(前後セット)

FULCRUM 2015 RACINGZERO WO CLINCHER(フルクラム 2015年モデル レーシングゼロ クリンチャー)

・「RACING ZERO CLINCHER」ホイール

剛性感があり、ベアリングの回転性能に優れ、耐久性能も高くロングライドやツーリングに高いレベルで使える軽量アルミホイールです。 後々「CULTベアリング」に交換ができます。前後ペア重量1437g

税込定価¥140,400(前後セット)


また、どちらのホイールにもチューブレスバージョンもあるので、ホイールのグレードアップとタイヤ交換を同時に行うのであればチューブレスも検討を。チューブレスタイヤを付ければチューブの摩擦がなくなるのでタイヤの回転抵抗が減りクリンチャータイヤに比べ走りが数十%も軽くなるといわれています。


4. 最終的には「Di2」(電動シフト)化です。

「SYNAPSE CARBON」シリーズのワイヤー類の取り回しを見ると、シフトワイヤーのケーブルルートがどこか不自然です。メカニカル式と電動式の兼用というよりも、このバイクは「Di2」(電動シフト)の電気コードを使うようにフレームデザインがされているようなのです。

ツーリングやロングライドで使うのであれば、「Di2」(電動シフト)が使いやすいのでコンポを思い切って「6870 アルテグラ Di2」にグレードアップさせます。

クランクはそのままで、予算は14万円ぐらいです。


Shimano 6870 Di2 ULTEGRA  シマノ アルテグラ


ちなみに、Di2(電動)化が最終目標であるならこの「2015 SYNAPSE CARBON ULTEGRA」をDi2化するよりも、「2015 SYNAPSE CARBON 6 105」をアルテグラDi2化する方が安くつきます。(昨日も同じことを書きましたが)


でもカラーリングに好みがあるでしょうからこの「ブルーカラー」が気に入っている人は「2015 SYNAPSE CARBON ULTEGRA」を電動コンポ化しましょう。ディスクブレーキが嫌な人もです。