CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)の2015年モデルコンポ「SUPER RECORD」と「RECORD」と「CHORUS」の各クランクセットは、4アームスパイダーデザインを新しく採用することでクランク剛性がアップしています。
「2015 CAMPAGNOLO SURER RECORD CRANK」
「2015 CAMPAGNOLO RECORD CRANK」
「2015 CAMPAGNOLO CHORUS CRANK」
スタンダードとコンパクトの区別がなくなり一つのクランクアームに全てのチェーンリングが使えるようなりました。
つまり、コースレイアウトごとでチェーンリング交換によるギア比セッティングが容易に行えるようになっています。
「2015 SUPER RECORD CRANK」の裏側です。
各ギア板は8本のボルトで固定されています。
PCDはインナーが112mmでアウターは145mm。
クランク長は、170mm/172.5mm/175mm、の3種類。
歯数は、53x39T/52x36T/50x34T、の3種類
各グレードのクランクセットの仕様
SUPER RECORD |
RECORD |
CHORUS |
|
アクスル |
チタン |
スチール |
スチール |
ベアリング |
CULT |
USB |
スチール |
右クランク |
カーボンムク |
カーボンムク |
カーボンムク |
左クランク |
カーボン中空 |
カーボン中空 |
カーボンムク |
右クランクは3グレード共に、左クランクは「CHORUS」のみ中空ではなく「ムク」のカーボン製。
クランクが薄く設計されているので中空はではなくなったようです。
「165mm CARBON CRANK」は継続モデルなので「2014年モデルと同様の性能で良ければ」使えます。
「POWER-TORQUE CRANK」はアウターギアが「SUPER RECORD」に使われていた「SC-14」へ変更となっています。
尚、リアディレラーやフロントディレラーと同じくクランクセットも各コンポを2015年モデルで揃えて使う必要があります。