「Fizi:k(フィジーク)サドルの選び方」の続きです。
「体の柔軟性」と「サドルパットの厚み」での選び方は3日前の
「Fizi:k(フィジーク)サドルの選び方」 を見ていただくとして、
本日は「サドルレール」と「サドル本体=シェル」の違いについてです。
左が「ARIONE 00」で、右が「ARIONE R3 K:ium Rai」のそれぞれ分解図です。
フィジークのサドルは4つのパーツから構成されてます。
この中でも一番下のレールとその上の2つのシェルの違いでサドルの重量が大きく異なります。
ちなみに「VERSUSシリーズ」と「VERSUS X」はまた少し構造が違います。「VERSUSシリーズ」と「VERSUS X」はそれぞれレールの違いのみしか種類がありません。
「レール」とはシートポストを取り付ける部分でライダーの体重の大半を支え、上部のシェルとこのレールがある程度「しなること」で乗り心地を良くする働きもしています。
フィジークのロードバイク用サドルには大きく分けて2種類の「レール」が使われています。
「CARBON BRAIDED Rail」(カーボンブレ―デッドレール)と「K:ium Rail」(キウムレール)です。
「K:ium Rail」(キウムレール)は金属製のレールで他のサドルメーカーでは良く使われている「チタンレール」よりも軽量で強い素材です。
カーボン素材の「CARBON BRAIDED Rail」(カーボンブレ―デッドレール)は7x9mmの形状で「K:ium Rail」(キウムレール)よりも30g軽量になります。
フィジークのノーマルサドルはレール上部にあるサドル本体の「シェル部」の違いによってもサドルのグレードと重量を変えています。
「00」、「R1」、「R3」、「R5」とアリオネのノーマルサドルシリーズでは4種類の「シェル」があります。
数字が小さくなるほど軽量でグレードが高いサドルになります。
その種類の違いをまとめてみました。