昨日の午後、ふと携帯を見ると、

着信があったことに気がつきました。

 

「あれ、お母さんの携帯からだ。」



 実家には固定電話があるので、

母の携帯からわたしの携帯に電話がくることは

滅多にありません。

 

実家の両親は高齢ですし、

普通はわたしが仕事をしている時間に

母が電話をしてくることもありません。

 

「何かあったのかな」

とびっくりしてかけてみると、

電話に出た母の雰囲気は全く深刻ではなく、

まずそこでホッとしました。

 

「お姉ちゃんの電話からかかってきたみたいだったから、

かけてみたんだけど・・・

今、みんなでお墓まいりの帰りなの。」

 

実家のお墓がある墓地は結構広くて、

お彼岸の日はお墓の周りがかなり混雑するらしく、

実家ではお彼岸の少し前にお墓参りに行っているのです。

 

「今日はお兄ちゃんも休みを取ってくれて、

ちえ(妹)も職場からまっすぐきてくれたの」

 

ああ、家族揃ってお墓参りができたんだな、

よかったな、と思いました。

 

それにしても、わたしから母の携帯に

電話をしてはいませんし、

わたしの携帯にもそんな記録はないので、

わたしが誤って母に電話したわけでもないのです。

 

これはお墓の中の祖父母やご先祖さまが

「今日、実家のみんながお参りにきてくれたよ。

由紀の無事も祈って行ったよ。

みんなのことは見守っているから、

安心しなさい」

とわたしに言いたかったのかもしれません。

 

そんな風に伝えるとともに、

わたしとお墓参りの帰りの家族を

繋いでくれた気がしました。

 

もちろん、ただの偶然、かもしれません。

 

でも、わたしは目に見えないものの存在も信じていて、

ご先祖さまや何か大きな力に

いつも守られているように感じているのです。

 

まずは、家族が無事にお墓参りにいけてよかった。

 

明日、お墓参りに行かれる方もいらっしゃるでしょう。

 

どうぞ気をつけてお出かけくださいね。

 

今回も最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

*写真は先日行った立川のPLAY!MUSEUMの

「クマのプーさん」展から。

写真撮影OKでした。