先日、本や服を寄付した団体からお手紙が届きました。

こちらは寄付されたものを売却して、それを障害者の就職活動支援などに役立てるという活動をされていて、

神田昌典さんのビジネスコンテストの賞を受賞しているところです。 
 
着払いで送付できたので、こちらもありがたく数回本や洋服をお送りしていて、小さな賞状の形の感謝状を頂いたりしておりました。

でも、今回送られてきたお手紙に、まずは感謝の言葉を述べられた後で、

「誠に心苦しいのですが、今回をもちまして、着払いでの寄付につきましては、終了とさせていただくことになりました。

事業をお察しいただき、理解いただければ、と存じます。」
 
とありました。
 
おそらく、着払いの費用が当初の予想以上にかかって、そういう決断をされたのだと思います。 
 
でも、このお手紙はそれをそのまま書いただけでは終わりませんでした。 
 
「櫻木様のお心遣いが心身に染み渡り、取り急ぎ、書中にてお礼申し上げます。 
 
今後とも、変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。」 
 
お忙しい方でしょうに、そこまで書いていただいて、こちらの方が恐縮いたしましたし、素直に
 
「はい、次回からは送料は自己負担で送りますね」

と思えました。 
 
仮に代表ではなく部下の方の代筆だとしても、綺麗な直筆のお手紙に、やはり込められた心を感じます。 
 
「感謝も謝罪もセールスもサンドイッチにするのが鉄則」だという話をあちこちで聞きますが、このお手紙も正しく感謝のサンドイッチになっていますしね。

同じくお断りを伝えるのでも、やはり言葉の使い方、選び方が大切ですよね。 
 
そして、やはり直筆の文字そのものから伝わるものもあります。

手紙で伝えるということ、大切にしたいものですよね。

あなたは最近お手紙を書いていますか?

それでは、今日も素敵な1日をお過ごしくださいね。

✳︎上記の文章はメールマガジン「Blooming Life あなたらしい花を咲かせよう」を編集したものです。
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