今回は、ベストテン入りグラドルがどの雑誌ジャンルで強かったのか見ていきましょう。
昨年は実話誌を除く4ジャンルを完全制覇したえなこでしたが、今年は2ジャンルでした。が、少年誌・隔週誌とも3連覇と勢いは健在です。
2位の菊地姫奈は今年大躍進。一般誌をえなこから奪取し、他の3ジャンルでもいずれもベストスリーに入りました。すごいですね。
3位の伊織もえ、4位の田中美久、5位の桃月なしこは、上位の常連らしく、満遍なく出ています。
同じく5位の雪平莉左は、えなこから青年誌を奪取。ただ、アダルティなためか少年誌はまだ登場がありません。
7位の沢口愛華は、若干二十歳ながらも、もうベテランの域に達していますね。主要誌に満遍なく登場して安定しています。
8位の篠崎愛、9位の本郷柚巴は、雪平莉左同様少年誌がありません。篠崎はまあ雪平と同じかなと思うのですが、本郷は少年誌にも向いていると思うので、来年の登場に期待です。
同じく9位の村島未悠は、雪平とともに青年誌を制覇。しかしこちらは登場がほぼ青年誌オンリーと偏っています。まあこれは、ブレイク初期によくみられる傾向なので、来年は横の広がりがどのくらい出てくるか注目しましょう。
なお、今年も実話誌に登場したベストテン入りグラドルは居ませんでした。森咲智美と小日向ゆかは惜しかったのですが・・・
【Tips】
各ジャンルの特色について、簡単にご説明しておきましょう。
ひでまろは各ジャンルにそれぞれ以下のサブタイトルを付けて年間ランキングを紹介しました。
少年誌:大票田
青年誌:総本山
一般誌:オトナ向け
隔週誌:メインストリーム
実話誌:「オヂさま御用達」だけとは言えない
少年誌は部数も多く、5ジャンルで一番メジャー。読者層も一番若いです。ゆえに、坂系とか大人気グラドルとか、登場するにふさわしいメジャーグラドルが多く登場する傾向があります。
青年誌は、グラドルの総本山。ここでどれだけ活躍できるかがグラドルとしての評価に直結します。
一般誌は、少し読者年齢層が高いので、新人よりメジャーやベテランが好まれることが多いです。
隔週誌は、ある程度人気が出てきたグラドルが、更にブレイクできるかを問われる戦場です。パソコンで言うところの、エントリーモデルの次のメインストリームモデルみたいな感じです。ここから青年誌や一般誌に移れれば、ハイエンドということになります。
実話誌は、読者層が一番高く、往年の人気グラドルが登場することが多いですが、最近は現役人気グラドルの登場も増えてきています。
あえて5ジャンルを一本道に例えるなら、
隔週誌
↓
青年誌
↓
一般誌
↓
少年誌
↓
実話誌
と進むことになるかと思います。
もちろん、ミスマガジンや制コレなどの受賞者のように、いきなり青年誌からスタートしたり、乃木坂46の新人のように、いきなり少年誌の表紙を飾る、といったエリートコースもありますが。