五感の質と記憶の癖 You Tube Message from coyote | コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

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無色透明な出来事に、私たちは色をつけてしまいます。
では、その色とは一体なんでしょう?

NLPでは色を説明するときにサブモダリティを使って説明します。
サブモダリティとは「五感の質・記憶の癖」などと言われたりします。

私たちは、五感を使ってこの世界を認識しています。
インプットは五感情報からなんですね。

お腹のすいたA君がいます。
A君は魚嫌いで肉好きです。

目の前に肉料理がでてきたA君のサブモダリティを考えてみましょう。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。
好きな料理がでてきた時、あなたの五感はどのように使われているのでしょう?

次に、目の前に魚料理がでてきたA君のサブモダリティを考えてみましょう。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。
嫌いな料理がでてきた時、あなたの五感はどのように使われているのでしょう?

この二つの違いを実際に頭の中で体験してください。
明らかに最終的に感じる感覚の違いがわかるはずです。

そして、その違いを作り出しているのが、記憶です。
肉が好きな記憶情報、魚が嫌いな記憶情報。

この記憶情報の思い出し方の癖によって、五感情報も変わってくるのです。
つまり五感情報は個々によって変わる。

同じ出来事でも、人によって違う色が付く。
同じ魚料理でも、魚好きのB君は、A君とは違ったサブモダリティなわけなんですね。

では、そんな五感の質・記憶の癖を変換したら何が起こるのでしょうか?
ちょっと、考えてみてください。

 

 

サブモダリティの違いを知るには、実際に体験してみるのが一番。

もっとも簡単な例で言えば、
「好きな人」と「嫌いな人」のサブモダリティの違い。

例えば、両者の視覚的サブモダリティを比べてみよう。

イメージの位置、距離、大小、全体/部分、明るさ、ピント、
カラー/モノクロ、2D/3D、動画/静止画。。。。等など

好きな人を思い浮かべながら、上記のサブモダリティを探ってみる。
嫌いな人を思い浮かべながら、上記のサブモダリティを探ってみる。

本来は無意識にイメージしていたことが、
このように意識的にイメージすることにより、
その違いを発見できたのではないでしょうか?

このように、ある対象を理解する為に、
別の対象と比較することを知覚差異といいます。

では、その知覚差異を使って、更にサブモダリティを細かく見ていきましょう。

嫌いな人にでも、好きな人と同じように接することができたら、世界が広がると思いませんか?
それには、どうしたらいいのでしょう。

例えば、
好きな人の「イメージの位置」は右上にあるとします。この時の感じ方を10点満点とします。
そして、嫌いな人の「イメージの位置」は左下にあるとします。この地点では0点です。
嫌いな人のイメージの位置を少し変えてみましょう。
何処にでもいいので変えてみましょう。左上とか、右後方とか。。。
その時、心地よい感じ方は何点になりますか?
少しでも点数を上げることができますか?

「イメージの位置」での変化が見られなければ、
次は同じように「距離」を変えて点数をつけていってみて下さい。

個人差がありますが、どこかのポイントで点数が跳ね上がるところがあると思います。
それが、あなたにとってのサブモダリティの肝(きも)になるでしょう。

そして、ここでしていることがサブモダリティ・チェンジというNLPのスキルになります。
これは、日常使いができ、さらに応用のきくテクニックですので、
是非、マスターされるのをお勧めします。