そんな時、私たち自身に何が起きているのかを考えていきましょう。
結論からお伝えすると、それは「思考」と「感覚」がマッチしない為、抵抗感が生まれているからなんです。

(NLPラーニング)
「思考」とは「言葉」を使って「頭」でします。
「感覚」とは「身体」を使って感じます。
「思考」と「感覚」の不一致は言い換えると、「頭」と「身体」の不一致と言うことになります。
そして「頭」は意識的であり、「身体」は無意識的です。
例えば、このブログを読んでいるのは意識、そして、お尻と椅子が触れている感触は無意識ですね。
「頭」と「身体」の不一致は、「意識」と「無意識」の不一致とも言い換えることができます。
そして「意識」は時間を越えて過去にも未来にも行くことができます。
しかし「無意識」は今この瞬間に在ります。

ここまでの話の繋がりをまとめていきましょう。
意識=思考=過去・(現在)・未来=頭
無意識=感覚=いま・瞬間=身体
そして、何故、抵抗感、違和感、不一致感を感じるのか?
身体が今この瞬間を感じているにも関わらず、頭は常に過去の体験や未来への憶測に繋がっているからです。
私たちは記憶を参照して、過去に繋がったり、未来へ繋がったりしています。
記憶はとてもとても大切な情報の格納庫です。
が、それを人はうまく使えているのでしょうか?
私たちは、大海の中にあって水が無いと言っているようなものです。
でも、大丈夫です。
地道な作業になるかも知れませんが、このように少しずつでも透明なプログラムの存在を意識化し、脱自己同一化するときっと水が観えてくるでしょう。