私たちから、湧き上がるおびただしい感情。
それはとても尊い感情かも知れませんし、
自分自身を混乱させる感情もあるかも知れません。
感情に振り回されてしまう場合もあります。
しかし、人は感情を選択できる能力を与えられています。
感情の選択をおこなうには、観察者の視点が有効です。
もちろん、その前提となるのはディソシエイトですね。
そして、観察者になって、五感でその感情を表現してみてください。
「その感情は、あなたの体のどのあたりにありますか?」
「どのぐらいの大きさですか?そして、それは重いですか?それとも軽いですか?」
「どんな形ですか?色はありますか?硬いですか?軟らかいですか?」
「そこから何か音は聞こえますか?温度は感じられますか?」
「それは止まっていますか?動いていますか?」
「動いているなら、どんなふうに動いていますか?左右ですか?」
「上下に動いていますか?それとも回転していますか?右回りですか?左回りですか?」
こんな感じで、どんどん姿形を明確にしてみましょう。
NLPで言うところのサブモダリティですね。
あなたの感情の「楽しい時の姿形」、「辛い時の姿形」、「怒った時の姿形」、「泣いた時の姿形」。。。
抽象的だった感情に、姿形を与えることにより、
それだけでも新たな気づきが生まれるでしょう。
続く・・・