まだの方は、簡単な題材で結構ですので、実際に体験してみることをお勧めします。
では、今回もディソシエイトをまた違った視点から体験していきましょう。
皆さんも、こんなことなかったでしょうか?
過去の辛い体験から5年経った今思えば、非常に貴重で尊い体験になったということが。。。
3年前に苦労したから、今があるんだ。。。とか。。。
今は、確かにそう思うんだが、きっと過去に体験していた時は、
本当に辛かったし、苦労していたわけです。
でも、今は、その出来事の意味付けが変わったんですね。
どうして、このような出来事の意味付けが変わったと思いますか?
これはNLPで言えば、「リフレーミング」がおきたことになります。
「フレーム」とは「枠」の事です。もう少し違った言い方をすると「視点」と言えるかも知れません。
「枠を変える」、「視点を変える」ことを「フレーミング」と言います。
そして新たな意味付けを行うことを「リフレーミング」と言います。
上記の例で言えば、過去の辛い、苦しい体験がリフレーミングされて、
貴重な、尊い体験となったわです。
では、もう一度質問です。
「何によって、リフレーミングが起きたのでしょうか?」
答えは、「時間」ですね。
時間が経つ事によってリフレーミングが起きました。
アソシエイト・ディソシエイトという点から、もう少し詳細を見ていきましょう。
過去に辛い体験、苦しい体験を実際にしている時は、状態としては「アソシエイト」ですね。
どっぷりと辛い、苦しい体験に繋がっています。
アソシエイトなので、五感情報を使って、臨場感ありありと、辛い苦しいを体験しているんですね。
繋がっているので、なかなかその感覚を薄めることは出来ません。
では、今はどうでしょうか?
その時と、同じようにアソシエイトの状態でしょうか?
多分、その過去の辛い苦しい体験とは、強い状態では繋がっていないと思います。
いくらか、その感覚は薄まっていると思います。
つまりディソシエイトの傾向にあるといえます。
時間が経つ事によって、体験からディソシエイト出来たから、
その結果、リフレーミングが起こったということです。

ここでは、実際に3年、5年という月日が、体験からディソシエイトさせました。
これを応用して、実際の今の体験からディソシエイトするのに使えないか?
使えそうですね。。。
(時間を使ったディソシエイト-2)