車を手に入れた。
2年後、故障して出費が増えた。
落ち込んだ。
家を手に入れた。
5年後、洗面所で水漏れがあった。
修理した。
落ち込んだ。
HDD・BL内臓50型液晶TVを手に入れた。
1年後、液晶バックライトが切れた。
修理した。
落ち込んだ。
モノを大切にするのは、もちろん結構なのですが、
あまりにも上記のような出来事に反応過ぎるとどうでしょうか?
つまり、モノを持てば持つほど、心が痛む回数が増えてしまう。
物質的な富を手にすればするほど不幸になっていく。
無意識はそんなことを考えているのかもしれません。
諸行無常(しょぎょうむじょう)という言葉があります。
一切のつくられたものは、常に変化しているという意味です。
モノは、常に新品のままではいることはできないのです。
これは、人も同じで、細胞は生死を繰り返しています。
同じ人に見えても、実は変わっています。
「常に変化し続ける」と知ると、心の痛む回数が減るような気がしませんか?
無意識は「快を求め、痛みをさける」という性質があります。
モノを持つことが、痛みに変わらないように気をつけましょう。