相手を操作する人 | コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

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夢、成功哲学、願望実現の法則、NLP等を使って言葉にヒントを詰め込んでいきます。
自分自身に磨きをかけ、アウトプットすることにより、
訪問者の変化を導ければ嬉しいです。

人は誰かを操作したがり、誰かから操作されることを嫌う。

まっ、当たり前と言えば、当たり前ですね。
無意識レベルでは安全・安心を満たした行動をします。
ですので、人からコントロールされるのを嫌います。

そして、知らず知らず人をコントロールしようとしています。
一言で言えば「ありがた迷惑」です。

例えば、電車やバス等での座席を譲る行為。
一方向からの視点で見る限り、善意に満ちた行為です。
ところが・・・

譲る人「あっ、どうぞおかけ下さい。」(席を譲ろうとする)
おじいさん「あぁ、結構です。」

譲る人「イエイエ、どうぞ、どうぞ。(更に、席を譲ろうとする)
おじいさん「本当にいいんです、立っていますから・・・」

譲る人「全然、かまいませんよ。座ってください。」(立ち上がり、おじいさんを無理矢理座らせる)
おじいさん「あっ、痛い、痛い。。。」

実は、このおじいさんは、座ると腰の神経を圧迫して、痛みが走るので、立っていた方が楽だったのです。

別の視点から見ると、譲る人の行為は、おじいさんを操作しようと、一生懸命です。
そして、譲る人は操作されたくないので、自ら引くことをしません。

この例のようなことって、結構、日常的に行われています。
少し自分の周りに当てはめて考えてみてください。

この場合も、基本はディソシエイトできるかどうかです。
自分からの視点だけでは、視野狭窄に陥ります。
反対側からも見る癖をつけると役立ちます。

しっかり、自分、出来事から切り離して、観察してみましょう。
そして、コントロールしたがる理由には、
無意識レベルの安全・安心欲求があることをお忘れなく。

相手にも、自分にもそれはあるということです。
無意識レベルで、相手や場に同調していくと、
気付きがでてきます。

日本的に言うと「察する」って奴ですね。
あなたなら、どのように無意識の感度を上げていきますか?

瞑想を続けるのも、その方法の一つです。
詳しくは、また別の日にでも。。。