「すーちゃん」

久しぶりに本の感想文なんぞを・・・
と、言っても漫画ですが（＾＾；）

読み終わったのはだいぶ前だけど。

すーちゃん と、続編の結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日
益田ミリ

独身の人も、結婚してる人も、老いも、若きも、
世の中の全ての女性がきっとどこかで直面しているであろう事柄が
描かれていて、いろいろと考えさせられました。
物語の主人公は、すーちゃん
歳は３５歳、独身。現在、恋人もなく、さして美人でもない、
どこにでもいるごく普通の女性です。

そんなすーちゃんや、すーちゃんの友達や先輩が、それぞれの立場から、
仕事、恋人のこと、結婚、出産、不倫、介護、自分の将来・・・
など、たくさんの悩みや不安を抱えながら、生きています。

うんうん・・・そうなんだよね・・・と、頷いてしまうことばかり。

すーちゃんが密かに恋心を抱いていた、同じの会社の男性が、
自分の同僚との結婚が決まったと聞かされた時、

「どうして、あんな女なんかいいのよ～！」

と、悔し涙を流す場面は、そういう経験はしたことないけど、
あ～気持ち、分るわぁ～！と、思ってしまった！

そして、

「自分が変わらなければ幸せにはなれないの？」

と、すーちゃんは、自問自答します。

変わらなくても、自分はこうなんだ！これでいいんだ！って、
信念を持って生きていけば、幸せになれると思う。

でも、どこかで妥協する部分も必要なのかな？とも、思う。

どちらにしても、自分の人生は自分で切り拓いていかないと。
自分の生き方次第で、良くも悪くもなると思う。

神様にも仏様にも、頼れないしね。
・・・なんて、言いながら、お参りするときは、
しっかり、お願いごとしちゃうけど（笑）