◎WMC-242.鞍山(アンシャン)(中国) | 名人塾2

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◎WMC-242.鞍山(アンシャン)(中国)



遼寧省 鞍山市




位置



都市名:鞍山(アンシャン)(中国)
人口:129(万)
順位(人口ランキング):130位

鞍山市(あんざん-し/アンシャン-し)は、中華人民共和国遼寧省中央部に位置する地級市。古くから鉄が産出されることが知られており、現在は中国でも最大の製鉄所があり、「鋼都(鉄の都)」の異名を有す。満洲族、回族などの少数民族が数十万人が居住する。

鞍山の名は、市街地南郊に二つの山が連なっており、これが馬に載せる鞍に似ていることから名づけられた。この山は大連から北へ向かう列車が鞍山駅に到着する5分くらい前に、左手(西側)の車窓に見える。地勢は東南が高く、西北が低くなっている。奇岩怪石の山容で知られる名勝の千山(せんざん)が市域東部にある。また市域西部は遼河平原の一部である。市域内には太子河・沙河・千山河といった河川が流れている。温帯の大陸性気候に属し、夏は30℃を超え冬は氷点下20℃に達するときもある。一年の平均気温は8.5℃となっている。

鞍山の鉄産業は、前漢の武帝の時期以来の鉄鉱石採掘と製鉄の歴史を持つ。1905年の日露戦争の後、日本は南満洲鉄道(満鉄)を設立した。満鉄は鞍山付近で鉄の大鉱脈を発見し、撫順の石炭と鞍山の鉄を利用した製鉄を意図して、1918年に鉄道付属地(満鉄附属地)内に鞍山製鉄所を設立した。満洲国時代の1933年には昭和製鋼所と改称され、八幡製鉄所に次ぐ生産量を誇っていた。また鞍山は1937年に市に昇格した。鞍山市の周辺には中華民国時代から満洲国時代にかけて遼陽県・海城県・台安県・岫巖(しゅうがん)県が置かれていた。

中華人民共和国の建国後、鞍山は1949年から東北人民政府(1952年より、東北人民委員会)の直属都市となり、1953年には中央直轄市となったが、1954年8月に遼寧省に統合された。

周囲では磁鉄鉱・褐鉄鉱・菱鉄鉱などの鉄鉱石のほか、滑石(タルク)・玉石(ヒスイ)などの鉱物資源を豊富に生産する。鉄鉱石の埋蔵量は100億トンと中国全土の4分の1を占めるほか、南部で採掘されるマグネサイト(マグネシウムの原料)は世界の埋蔵量の4分の1である。滑石は中国の三大産地に入るほか、岫巖では玉石が豊富に産出される。製鉄業の他、冶金、石油化学、機械、紡織、服装、皮革、電子機器などの産業がある。農作物はとうもろこし、コーリャン、稲、大豆などがある。南果梨と呼ばれる梨と、岫巖玉と呼ばれるヒスイが特産品である




鉄道(または車)の車窓から見える二子山が鞍に似ているので、鞍山の名前が付いた。




鞍山騰鰲空港 (あんざんとうごうくうこう)




鞍山の千山風景区(入口




鞍山の千山風景区(景色)




玉佛苑




鞍山二一九公?








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