有明海の生き物
詳細情報
九州・有明海。広さ日本一の干潟には珍しい生き物たちが。もともと干潟の泥は、8万年前に阿蘇山が噴火した時に降り積もった火山灰だといわれています。数多くの独特な生き物たちは、長い時間をかけて泥に適応するよう、進化をとげたもの。有明海に面した福岡県柳川市にある水族館には、有明海に暮らす魚を中心に90種あまりの生き物が展示されています。館長の小宮春平(こみやしゅんぺい)さんは、並外れた魚好きを買われ、17歳の時に館長を頼まれました。小宮さんは、2016年の夏、自分が生まれ育った有明海で、ふたつの絶滅危惧種を見つけました。有明海固有の生き物が失われつつある中、フィールドワークを続けています。
(この動画は、2018年に放送したものです。)
主な撮影地
柳川市稲荷町