●おしろい祭り(北海道) | 名人塾2

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おしろい祭り




詳細情報
北海道の日本海側に面した北桧山町(現・せたな町)の新成地区。かつてニシン漁で栄えた地域です。この地域の稲荷神社で、毎年2月の初午の日に、地元の人たちが「おしろい祭り」と呼ぶ行事が行われます。元々おしろい祭りは、春から始まるニシン漁の豊漁を祈願するものでした。神前に供えられていた「しとぎ」(米をつぶしてこねたもの)を水に溶かし、それを、祭りの参加者の顔に塗りつけます。ニシン場では白は特別な色。ニシンが産卵に浜へやってくると、海はニシンの雄が出す白子で白く染まります。顔におしろいを塗るのはその様子を表しニシンの豊漁を願っているのです。
(この動画は、1995年に放送したものです。)



主な撮影地
北海道久遠郡せたな町北檜山区新成