#2016.『ラ・ラ・ランド』 | 名人塾2

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音楽、映画、旅行・観光、グルメ、そして時代考証。過去・現代のあらゆる事象をあらゆる出典を紐解き、多角的角度から見つめます。
スポーツ全般(特に野球)、バンド(リードギター編曲も)に興じ、ブログを書くことやホームページなどのプログラム作りが趣味です。


アカデミー賞


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Oscar+Text
アカデミー賞(Wikipedia)








『ラ・ラ・ランド』(La La Land)(2016年)

監督賞(デイミアン・チャゼル)、主演女優賞(エマ・ストーン)



監督

デイミアン・チャゼル



主なキャスト

ライアン・ゴズリング, エマ・ストーン, ジョン・レジェンド, J・K・シモンズ, ジェシカ・ローゼンバーグ



ストーリー

舞台はロサンゼルス。高速道路は朝の大渋滞となっており、多くのドライバーが苛つきからクラクションを鳴らしている。一台の車の中からひとりの女性が降りたことをきっかけに、オープニング・ナンバー "Another Day of Sun" が始まる。
渋滞の中に巻き込まれていたミア(演:エマ・ストーン)は女優の卵で、車中で台詞を覚えようとするが、後続車を運転していたセブ(演:ライアン・ゴズリング)に煽られて悪態をつく。ハリウッドにあるワーナー・ブラザースの撮影所でカフェ店員として働きつつ夢を追うミアだが、オーディションの結果は散々で、一向に役はもらえない。一方のセブはジャズピアニストで、歴史ある店が売れないジャズを諦める現状を嘆き、古き良きジャズを愛でる自分の店を開く夢を持つが、実際には姉ローラ(演:ローズマリー・デウィット)にも身を固めるよう諭される始末である。
ある日オーディションに落ちたミアは、ルームメイトのトレイシー(演:キャリー・ヘルナンデス(英語版))・アレクシス(演:ジェシカ・ローテ)・ケイトリン(演:ソノヤ・ミズノ)に誘われ、クリスマス・パーティに参加することになる ("Someone in the Crowd") 。顔を売るための出席だったが思うようには行かず、挙げ句車がレッカーされてしまったミアは、夜道を歩いて帰路につく。通りかかったバーから偶然聞こえてきた音楽 ("Mia & Sebastian’s Theme") に惹かれてレストランへ入る。 音の主は高速道路で煽ってきたセブで、ミアは曲に惚れ込んで声を掛けようとするが、契約通りの曲を弾かなかったことで解雇されたセブは、彼女を邪険に扱って店を出る。Wikipedia




レビュー

●男女の恋愛を描いているのだから、監督や脚本の意図に関わらず多様な見方が出来る物語だと思います。
この映画は共に夢を追い、しかし人生を共に歩まなかった男女の物語ですが、
運命の悪戯により、重ならない人生を選んだ男女の話と見る人もいるでしょうし、
愛よりも夢を選んだ女の話……と見る人もいるでしょう。
私にとっては、夢に溺れて大切な愛を忘れていた女の話でした。
最後、ふとした事で立ち寄ったお店が「彼の店」だったと知り、客席に座って彼を目にする場面で罪悪感を覚えたお方はいらっしゃらないでしょうか……?
賛否が分かれて当然の、このラストへの伏線は、いたるところに貼られています。




出典:Amazon.co.jp



★コメント

○色彩が美しい映画です。やっぱりいい映画でした。