◎WMC-125.デトロイト(アメリカ) | 名人塾2

名人塾2

音楽、映画、旅行・観光、グルメ、そして時代考証。過去・現代のあらゆる事象をあらゆる出典を紐解き、多角的角度から見つめます。
スポーツ全般(特に野球)、バンド(リードギター編曲も)に興じ、ブログを書くことやホームページなどのプログラム作りが趣味です。















ファッション通販【夢展望】



バストアップサプリ「グラマー」



プチプラファッション



ファンケル【美白1ヵ月実感キット】






デトロイト




位置



都市名:デトロイト(アメリカ)
人口:93(万)
順位(人口ランキング):165位

デトロイト(Detroit)は、アメリカ合衆国ミシガン州南東部にある都市。南北をエリー湖とヒューロン湖に挟まれており、東はカナダのウィンザー市に接する。アメリカ中西部有数の世界都市。
主要産業は自動車産業であり、「自動車の街」とも呼ばれる(後述)。また、近年ではスタートアップ企業、ロボット産業、医療産業などが盛んとなっている。また、失業率、貧困率が高く、犯罪都市としても知られていた。人口は、2000年国勢調査では951,270人、2012年では701,475人と減り続けている。デトロイトの都市圏(大都市統計地域:MSA)の人口は4,452,559人であり、全米第9位の規模。フリントなどを含めた広域都市圏(合同統計地域:CSA)の人口は5,357,538人(いずれも2000年国勢調査)で、やはり全米9位の規模である。
1903年にヘンリー・フォードが量産型の自動車工場を建設、「T型フォード」のヒットとともに全米一の自動車工業都市として発展した。後にゼネラルモーターズとクライスラーが誕生、フォード・モーターと共にビッグ3と呼ばれた。パッカードなどそれ以外の自動車メーカーもあり、市はモーターシティと呼ばれるようになり、全盛期には180万の人口を数えたが、その半数が自動車産業に関わっていた。
だが1967年7月にはアフリカ系アメリカ人による大規模なデトロイト暴動が市内で発生し多数の死傷者を出し、ホワイト・フライト(白人の郊外への脱出)が盛んになった。1970年代頃から安価で安全、コストパフォーマンスに優れた日本車の台頭により自動車産業が深刻な打撃を受けると、企業は社員を大量解雇、下請などの関連企業は倒産が相次ぎ、市街地の人口流出が深刻となった。同時に、ダウンタウンには浮浪者が溢れ、治安悪化が進んだ(インナーシティ問題と呼ばれる)。
2009年のゼネラルモーターズ破綻、そしてクライスラー破綻とその後の経営状態の回復、世界5大モーターショーの一つである北米国際オートショーの伝統的な開催地となっている他、自動車の殿堂、ヘンリー・フォード・ミュージアムを初めとする自動車関連の博物館など、自動車産業は観光にも少なからず貢献している上に、依然として自動車会社がデトロイトが全米随一のモーターシティーとして君臨するための貢献を果たしているが、いずれの自動車会社も経営改善を進める中で生産設備の海外移転が進み、これらの自動車会社の先導によるデトロイトの再開発は悲観的となった。
市の発表している統計では、子供の6割が貧困生活を強いられており、市民の半分が読み書きもできず、市内の住宅の1/3が廃墟か空き部屋となっており、市民の失業率は18%に達する。また、警官が通報を受けて現場に到着する平均時間は、人手不足のために58分かかる。
2018年現在のデトロイトの失業率は7%台にまで回復するなど、急激に景気が回復しており、また、全米各地から労働人口が流入している。スラム化したダウンタウンには活気が戻り、空洞化したオフィスビルには人が出入りしオフィス占有率は90%台まで回復、激減した市域人口も下げ止まりした。下落した地価を逆手に取って、安い賃金を武器に積極的なスタートアップ企業やエンターテイメント産業を誘致した結果である。
ドナルド・トランプの経済政策により、メキシコなどへの工場の海外流出が阻止された一方で、国内工場誘致に対する優遇制度、企業法人税などの減税により、フィアット・クライスラー、ゼネラル・モーターズ、フォード・モーターともどもデトロイト近郊の工場の雇用拡大を実施することが実現し、数千人単位の雇用が戻った。


デトロイトにいったら思いのほか安全だった!