前回は日清戦争の結果、日本が台湾を手に入れたところまで書いた。今回は日本の統治時代の台湾について・・・日本の統治時代、多くの人のイメージにあるようなひどいことを台湾人にしたであろうことは想像に難くない。
しかし、欧米諸国が植民地にしたような搾取といったものではなかった。
日本は、当時の統治下にあった土地をすべて日本にしようとした。
欧米が植民地を搾取の対象としか見ていなかったのに対し、日本は統治下にある台湾等に対し、インフラ整備をし、日本の内地と同様の教育をし、すべてを日本と同じレベルにまで引き上げようとした。
欧米諸国の植民地であったメキシコ、ブラジル、フィリピン、インド等がまだまだ経済的に低水準なのに対し、日本が植民地としていた韓国(北朝鮮は別として)、中国、台湾などは経済的にも十分な水準であるのはこうした、当時の日本の施策が背景にある。これが大東亜共栄圏構想である。
また、日本統治下の台湾ではアヘンが流行していたが、後藤新平、児玉源太郎などが50年かけて、ほぼゼロに近い状態まで改善させた。
もともとアヘンを吸っていた者には免許を申請させ、そのほかの者に新規の免許申請を認めなかった。
また、台湾前総統の李登輝もこの頃は、京都帝国大学の学生で、日本名を「岩里政男」といった。
彼は日本軍の歩兵としての戦争への参加を希望したがエリートであったため、砲兵で、大砲の発射角度等の計算をしていた。
そして1945年、日本は大東亜戦争で負けることになるが、それが台湾にとっても大きなターニングポイントとなる。