マッサンを応援する大阪商人、鴨居欣次郎、野々村茂、渡芳利。 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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NHK連続テレビ小説 マッサン(朝ドラ マッサン)の情報やあらすじ・感想と、ニッカウヰスキー余市蒸溜所や余市町を紹介します。

朝ドラ「マッサン」
第15週「合うは別れの初め」が終わりました。


早苗が亡くなったあと、大阪に戻ったマッサンは、
欣次郎の命により、日本人に受け入れられる、
飲み易いウイスキーを作ることに没頭します。

自ら北海道までウイスキーの行商に赴き、
消費者の生の意見を聞いたマッサンは、
今の日本では、本格的なスコッチウイスキーは、
受け入れられないことは痛感しています。

割り切ったマッサンは、
自分の心に蓋をし、自分の理想を封印して、
理想とは相反するウイスキー造りに全力を注ぎました。
飲み易さを追求するあまり、ついにはピートを使用せず、
まったくスモーキー臭のない原酒まで作ります。

そんなマッサンの姿は、まるで別人のようで、
エリーや英一郎や周囲の人たちは心配します。

そしてマッサンは、考えられる限り柔らかな、
飲み易そうなウイスキーを作りだしました。

真っ赤な斬新なラベルデザインで
「鴨居ウイスキー・レッドラベル」と名付けられたウイスキーは、
派手なな宣伝広告とともに大々的に発売されました。
工場見学も実施し、マッサンも工場案内を率先して行い、
ウイスキーの販売促進に力を注ぎました。

しかし努力の甲斐なく、
「鴨居ウイスキー・レッドラベル」も、
やはり全く売れませんでした。

それでもめげずに、
次なるウイスキー製造を欣次郎に託されたマッサン。

スモーキー臭を入れても入れなくても、
飲み易くしてもしなくても、全く売れないウイスキー。
マッサンは自分のウイスキー造り、
そして日本でのウイスキーの存在に疑問を抱き、
さらにはマッサン自身の人生の在り方を見失います。
過労もたたったマッサンは、ついに倒れてしまいました。

そんな中エリーは、
マッサンのウイスキーへの取り組み方に、
疑問を抱いて来ており、
密かに家主の野々村のところへ出向き、
マッサンのウイスキー工場建設のための、
投資の依頼を進めていました。

マッサンはエリーとの野村のところを訪れます。
そして野々村と、野々村の紹介でやって来た、
大阪の実業家・渡芳利にウイスキー事業への投資を依頼します。
しかしウイスキーは出荷までに最低5年かかり、
投資に対する回収期間を改善する課題を出されました。
一旦は戻ったマッサンでしたが、エリーの発想により、
余市の特産品でもあるリンゴを使った、
ジュースの製造販売を考えました。
再度野々村のところを訪れたマッサンは、
リンゴジュースを事業の経営基盤にすることを提案し、
投資の了承を得ることができました。

しかし10万円は、
マッサン自身で用意することを条件とされました。

この先の話しを進めるにあたって、
鴨居商店にも独立の旨を話しておかなければと思ったマッサンは、
エリーとともに欣次郎のところを訪れ退社の意思を伝えます。
マッサンは欣次郎に、
経営者のあるべき姿を懇々と叩き込まれます。
経営者になるのであれば、なり振り構うなと叱られたマッサンは、
欣次郎の前に跪き、土下座しました。
そんなマッサンに欣次郎は、
退職金だと言って10万円もの小切手を渡しました。

豪快で気風が良く、
センスとユーモアに溢れた浪速の快男児・鴨居欣次郎。
マッサンに対して、同じウイスキーを愛するものとして、
そして経営者の先輩としての激励。
経営理論と開業資金を最後の手向けとしました。
「口も出すが金も出す」
欣次郎はマッサンにとって永遠のライバルであり、
そして最高の理解者・協力者ですね。

いよいよマッサンは、
理想のウイスキー造りに向けて、
北海道・余市へと旅立ちます。



マッサン1週間の感想のまとめ >>>



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