ついにマッサンの理想郷が、早苗の最後は泉ピン子圧巻! | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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NHK連続テレビ小説 マッサン(朝ドラ マッサン)の情報やあらすじ・感想と、ニッカウヰスキー余市蒸溜所や余市町を紹介します。

朝ドラ「マッサン」
第14章「渡る世間に鬼はない」が終わりました。


欣次郎の命により、
鴨居ウイスキーの営業販売をすることになったマッサン。
しかし自分のつくったウイスキーの市場の生の声を、
自分自身でも聞いてみたいと思ったマッサンは、
かねてよりウイスキー造りの憧れの地、北海道へと行くことにし、
ウイスキーを背負いひとり旅立ちました。

マッサン 北海道並木道

マッサンが、ずっと行ってみたかった北海道。
欣次郎の命令により、堂々と会社の経費で北海道へ行けるわけで、
マッサンにとっては、まさに渡りに船でしたね。
しかし売れなければ、会社をクビになるかも知れず、
いわば背水の陣でもありました。

そんな時、マッサンの実家、広島の竹原より、
マッサンの毋・早苗の危篤を知らせる電報が届いたのです。
急いでエリーはひとり広島へと向かいますが、
早苗の容態は、ひとまず落ち着いたようでした。

北海道に到着したマッサンは、
小樽の旅館の前で、ウイスキーの露店販売をします。
ところが、試飲してもらったウイスキーの評判は散々で全く売れません。
そんな時、声をかけてきた森野熊虎という男に誘われて、
マッサンは隣町の余市へと向かいます。

マッサン 熊虎 羊蹄山

スコットランドに似た風土の北海道の人ならば、
ウイスキーを理解してもらえるかも知れない・・・
そう思ってマッサンが乗り込んだ北海道でしたが、
やはりウイスキーは全く受け入れられませんね。
遥か北海道まで来て路頭に迷い、雲をも掴む思いのマッサンは、
一見恐そうに見えますが、気さくく声をかけてきた熊虎と、
行動をともにすることにしました。

広島ではエリーが、献身的に早苗を看病していました。
そんな中、早苗はエリーに心を許し、2人はようやく穏やかな時間を過ごします。
しかし早苗に残された時間は、もう長くはありませんでした。

朝ドラ マッサン 第81話 エリー早苗

ここへ来て本音をさらけ出した、エリーと早苗。
エリーは早苗に、簡単な英語の挨拶をレクチャーします。
本当にふたりにとって、かけがえのない時間となりましたね。

政春が訪れた余市は、ニシン漁に活気づく漁師町で、
駒虎はその漁師たちの親方でした。
見知らぬ最果ての地で、威勢の良い漁師たちに囲まれて、心癒されるマッサン。
漁師たちにもウイスキーを試飲してもらうマッサンですが、
ここでも反応は散々なものです。
しかし熊虎はそんな鴨居ウイスキーを、全て買い取ってくれるのでした。

その翌朝、厠へ行ったマッサンが窓から目にしたものは、
川面に桐が咽ぶ光景でした。
急いでマッサンが向かうと、そこには美しい川が流れていました。
川のほとりの湿地には泥炭(ピート)が堆積しており、
マッサンは、ここ余市こそがウイスキー造りの理想郷だと確信しました。

マッサン 熊虎 ハナ

熊虎に誘われるがやって来た余市。
熊虎が親方をしている、活気溢れる漁師町でした。
初めて訪れた遥か北の大地、知り合いも全くいないところで、
ウイスキーも売れず、疲れ果てていたであろうマッサンでしたが、
熊虎や漁師たちの、賑やかなもてなしと、温かい心に触れ、
マッサンは癒され、心安らぐひとときを過ごせましたね。
本当にこういった境遇で、知り合った人からの施しは、
とても嬉しく、人の温かさが心に浸みますね。
そしてさらにその余市には、
桐に咽ぶ、美しく清らかな川が流れており、
川のほとりには、
ウイスキー造りに欠かせない泥炭(ピート)が堆積していました。
ついにマッサンは、自分が追い求めていた、
スコッチウイスキーをつくるための理想の地を見つけました。

小樽に戻ったマッサンは、ようやく早苗の事態を知ります。
急いで広島へと向かうマッサン。
しかし早苗の最後は、思いのほか早く迫っているのでした。

マッサン 小樽で電話

急ぐ汽車の中で、子供の頃の早苗との思い出に、
頭をめぐらせるマッサン。

しかし、いよいよ早苗に最後のときが迫ります。
エリーに感謝の気持ちを伝える早苗。
そこへようやくマッサンが戻ってきます。
早苗は最後に、
マッサンのウイスキーは不味かったと伝えると、
サンキュー・グッドバイ・・・
静かに息を引き取ったのです。

朝ドラ マッサン 第84話 早苗グッドバイ

早苗の最後の言葉は、マッサンへの激励。
さらなる美味いウイスキー造りを誓うマッサンでした。

早苗の最後は、素晴らしく感動的でした!
なんとか間に合ったマッサンに、
最後の最後にも、早苗らしく戒めの言葉で激励をかけましたね。
そしてエリーに教えてもらった片言の英語での
「サンキュー・グッドバイ」
エリーにとって、これ以上嬉しい別れの言葉はないでしょう。
思いだすだけでも、涙が溢れてきてしまいます。
本当に良かったですね。

この演出も素晴らしいですが、
やはり泉ピン子さんは、素晴らしい女優ですよね。
つくづく感激しました。


マッサン1週間の感想のまとめ >>>



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