第11章「子に過ぎたる宝なし」が終わりました。
鴨居商店山崎工場(鴨居商店山崎蒸溜所)も完成。
しかもエリーは「おめでた」
マッサンの人生は、順調に幸せに邁進しだしました。
そして飛ぶ取りを落とす勢いで躍進してきた鴨居商店。
順風満帆に見える鴨居商店ですが、
大将、鴨居欣次郎には、じつは大きな悩み事がありました。
欣次郎の長男・英一郎が、
仕事一筋で生きてきた自分のことを嫌っており、
鴨居商店を継ぐ気もなかったのです。
さらに英一郎は、封建的な日本社会も嫌っており、
西洋社会に強い共感を持っていました。
そこで欣次郎は、実直でありながら情熱的で、
西洋の文化も心得ているマッサンに、長男・英一郎を預けます。
マッサンのところには、スコットランド人の妻エリーもおり、
西洋社会に憧れている英一郎にとっては、最適の環境でした。
ところが英一郎は、西洋に留学していたわりには、
典型的な日本男児的な側面があるマッサンを、
なかなか相容れることができません。
しかし英一郎は、西洋的な強さと、
日本的な優しさを併せ持つエリーに心癒されていきます。
また、亀山家を周りで支える、人情味溢れる人たちの、
暖かさ、思いやりに触れ、日本社会の良さを覚えます。
そして英一郎が、苦手と思っていたマッサンでしたが、
じつはフレンドリーで、
ロマンチックな側面があることを目の当たりにし、
マッサンにも敬愛の念を抱くようになりました。
マッサン、エリー、英一郎。
亀山家で、ちょっと西洋的な賑やかな生活が、
始まろうとしていた矢先、
なんとエリーが流産してしまいました。
悲しみに打ち拉がれるエリーとマッサン。
それでも何とか笑顔を取り戻し、
また子供が生まれることを夢見て、
立ち直ろうとしたエリーとマッサン。
しかし2人には、さらなる過酷な運命が・・・
エリーは残念ながら、
子供が産めない身体だったのです・・・
奈落のどん底に落とされたマッサン。
例えようもない仕打ちに、
やり切れない思いと、やり場のない怒りを露にします。
エリーはまだそのことを知りません。
最愛のエリーを支えられるのはマッサンだけ、
心を強く持って、エリーを支え、エリーを癒し、
エリーとともに、新しい人生の目標を見いだして、
ぜひ立ち直って、頑張って欲しいです。
![朝ドラ マッサン 第66話 マッサン・エリー](https://stat.ameba.jp/user_images/20141214/11/cowboy-any/3c/43/j/t02200124_0800045013158384604.jpg?caw=800)
マッサン1週間の感想のまとめ >>> マッサン 朝ドラ 1週間の感想
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