朝ドラ「マッサン」あらすじと感想 第37話 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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第7章 触らぬ神に祟りなし


第37話

あらすじ

家賃の支払い交渉に、家主の屋敷へとやって来た政春とエリー。
現れた野々村という男は、政春に仕事は何をしているのかと問う。

政春は、住吉酒造を退社し、今は近所の食堂で皿洗いをしている。
しかし本当はウイスキー造りをしたい、
そのためにスコットランドで修行してきたと話した。
野々村は、この時代にウイスキー造りをすることは難しいだろうと言う。

エリーは、なんとか家賃をもう少し待って欲しいと頼む。
だが、野々村は渋い顔である。

その時、少女の争う声が聞こえてきて、
やがて応接間に二人の少女が現れた。
なんと、その二人は「歌声教室」に出会った姉妹だった。
驚くエリーに、二人は野々村に促されて挨拶をする。
二人は人形を取り合って、喧嘩していたのだった。

姉の幸子の人形を、妹のナツも欲しがっていた。
エリーはナツと一緒に同じ人形を作ることにした。

そのやり取りを見ていた野々村は、
家賃を待ってくれると言い出した。
その代わり、二人の娘に英語を教えて欲しいと言った。
エリーはもちろん快く承諾するのだった。

野々村に、お母さんも呼ぶようにいわれた幸子。
しかし幸子は「お母さん」とは呼ばず、「由起子さん」と呼ぶ。
現れた着物姿の若い女性は、妻の由起子だと丁寧に挨拶をしていた。
なにやらこの母娘には事情がありそうだ。

その帰り、政春とエリーはこひのぼりに寄った。
政春は下働きの手伝いをし、
エリーは野々村からお土産でもらったパンを、
キャサリンとヨシにふるまった。
そのパンは船場で人気のパンだと、キャサリンが言っていた。
みなでそのパンを食べながら、
いつまでもこんな店で働いていてはだめだと、政春に言うヨシ。

そしてキャサリンは、野々村家の事情を話しだす。
由起子は元女中で、野々村の奥さんは3年前に亡くなり、
後添えとして由起子と半年ほど前に結婚したらしい。
ヨシも野々村家の事情に詳しく、
由起子は、妹のナツとは仲良くしているが、
姉の幸子は、亡くなった母親への思いが強く、
由起子のことが受け入れられなようだと話す。

エリーはそれを聞いて幸子の態度が理解できた。

ピアノをは幸子にとって毋との深い思い出。
その思いが強いため、ピアノを弾いたり、聴いたりすることは、
とても辛いのだろう。

エリーは家に帰ってからも、
由起子のことを心配していた。
余計なことに口出しするなと言う政春。
「情けは人の為ならず、困った時はお互いさま」と言うエリー、
しかし政春は、「触らぬ神に祟りなし」という諺もあり、
他人の家の事情に、あまり立ち入ってはいけないと釘を刺した。

初めての英語のレッスンの日がやって来た。
エリーがピアノを弾きながら英語の歌を歌う。
ABCの歌である。
手を叩いて喜ぶナツだが、幸子はうつむいて黙ったままである。
ナツが母親のことを話すと、幸子は部屋を出て行ってしまった。

由起子と二人になったエリーは、
次回からエリーの家でレッスンしたいと話す。
由起子はこれまでの事情を話す。
幸子の毋が亡くなったあと、幸子とナツのためを思い、
二人がなついていた由起子と結婚した。
由起子は二人の本当の母親になろうと接してきた。
しかし逆に、幸子は由起子を受け入れなくなってしまった。
野々村は、このまま幸子が由起子を受け入れないようなら、
別かれた方が良いと言ったと話した。
そんな由起子にエリーは、別れたくないなら、別れない方が良い。
元々仲良しだった幸子と由起子なら、
また仲良しになれるはずだと励ますのだった。

その夜、エリーは幸子たちのことを政春に話した。
政春は、余計なことをするなと言っただろうと嗜める。
しかしエリーは、自分を信じて欲しいと言うのだった。


感想

野々村家が登場し、新展開が始まりましたね。
ものすごく立派なお屋敷で、かなりのお金持ちのようですが、
ちょっと複雑な心境の由起子と幸子の間柄が悩みのようです。
エリーが上手く、間を取り持つことが出来るのでしょうか。

政春は「触らぬ神に祟りなし」
余計な口出しをするなと言いますが、
エリーはいつも「情けは人の為ならず」の心意気。
とても放ってはおけない性分ですので、
野々村家のために奔走することになりそうですね。

まぁ、とりあえず、家賃も待ってもらえることに。
またしてもエリーのおかげ、エリー様々ですね。
この間にマッサンは、なんとか自立しなければ・・・
頑張れ!マッサン!!!


実際のあらすじと感想のまとめ >>>


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