親子遠足の行き先は
でした。
駅前の商店街は食べ歩きに楽しく、
今時のオサレなスイーツ屋さんや、昔ながらのお饅頭屋さん、怪しい雰囲気の味のある路地裏の飲食店など
小綺麗で清潔で素敵なお店たちと、若干のいかがわしさ漂う猥雑なお店たちが隣り合う
なんとも味わい深い魅力的な商店街。
あげかまの行列に並んでたら、
ものすごい勢いでギャル曽根と山口もえとテレビクルーらしき一団が通って行ったので←あっという間に何か買って、それをすんごいスピードで歩きながら食べて「美味しい!」と叫んで去って行った……
多分近いうちにテレビで見られるのでしょう。
昭和レトロという今の価値観で定義された、小綺麗なそれとは明らかに違う、
猥雑な、埃っぽい、生活臭を伴うリアリティある「昭和」。懐かしさを感じる私はやはり昭和の女。
喫茶店のテーブルといえばこれ!なやつ。
昭和の女なのに初めてやったわ。
ただのテトリスでも1回100円、詰んだら終わりという緊張よ……
さてさて熱海と言えばの金色夜叉。
海沿いにある「貫一お宮の像を見に行こう」と言ったら小僧、
「パンイチお宮?」と。
尾崎紅葉、新境地。読んでみたいわ
てな感じの、ゆるっとした遠足でした。
小僧も部活とか始まっちゃうと土日もヒマじゃなくなっちゃうだろうし
お嬢や私とゆっくり遊んでくれるのも
段々なくなってくるのかなと思うと
貴重な今回の親子遠足でした。
また行けたら良いなぁ。