#エピソード3/3
クワハラ的『真・メイク論』
~基礎編 Positive thinking~
「素肌美」を基準にメイクをする場合、まずポジティブな思考でメイクを始めることが重要です。
では、何がポジティブなのか??
例えば、朝、鏡で自分の顔を見ます。
その時に、、、
「あぁ〜新しいニキビがある!」
「クマがひどい!!」
「顔がむくんでいる、、」
なんてネガティブな気持ちになりませんか??
そんな人がやってしまいがちなメイクは、、、
「クマやクスミ、トラブルを塗りつぶす!!」
という気持ちを持った『塗りつぶし』『カバー』のメイクです。
これをしてしまうと、前回に説明した『厚化粧への負のスパイラル』メイクに陥ってしまいがちです。自分の良いところは見ずに、嫌いな自分を探します。そして嫌いな自分を塗りつぶしていってしまうわけです。
僕が提案したいのは『ポジティブなスパイラル』のメイクです。
人の肌には、健康的で綺麗に見える部分が必ずあります。そして、この部分が自然に他の部分と繋がり肌全体に見えること。これを基礎として考えています。
(これは最近撮影したナチュラルメイクの写真です。ファンデーションもコンシーラーも使用していますが、何も塗っていない部分もあります。それが繋がって見えるということ=「肌」が綺麗に見えている。ということにつながります。(撮影:袴田幸治))
僕は、この綺麗を見つけて、を広げていくこと基礎と考えメイクをしています。それが、「十人十色」の綺麗を作ること、「オートクチュールなメイク」を仕上げることにつながります。
『自分のキレイを探す』>『キレイを広げていく』>『自分のキレイな部分を、人に見せていく』
これは『ポジティブなスパイラル』です。
『負のスパイラル』でメイクをした人と、『生のスパイラル』でした人との差はいうまでもないく違ってきます。そして、その行為が自身のメンタルに与える効果も同じくです。
例えば、人に顔を見られた時にも、「ネガティブな人」は自分の欠点を人は見ているのか? と感じたりします。逆に「ポジティブな人」は自分の良い部分を、他人が見つけてくれていると感じたりします。
メイクは自身との対話です。
知らず知らず、自分自身の顔を通しメンタルに向き合い、そこを調整しているのです。
ポジティブな考え方、想いでメイクをするということは、自分自身を『許す』こと、『認める』ことに繋がり、その良さを伸ばす行為と等しいのです。
繰り返し『ポジティブなメイク』をすることで、メンタルは向上するのです★
僕はメイクを通して、このことを伝えたいと思っています。
そして、ポジティブなメイクは、必ずと言っていいほど『薄化粧』なのです。w
メイクとは、最小限の行為で最大限の効果を引き出せることが最高とされます。当然、つけていないのだから、メイクは崩れにくいのです。
メイクとはそんな『魔法』だと思っています。
物事は最初の思考の方向性で、その結果や効果が大きく変わるのです。だからこの動議づけは、メイクの魔法の最初のおまじないだと思ってください。
ではでは!
クワハラヒロトHP