今日は今、Netflixで見れるチ・チャンウク主演のドラマ

『サルダルリへようこそ』に出てくる

 

 

チ・チャンウクが演じるチョ・ヨンピルの父親サンテさんについて語ろうと思う

 

 

 

 

(注意:若干のネタバレ有りかもなので

 

まだ見てない人は本編を楽しんでからどうぞ戻ってきてね)

 

 

さて、サンテさんは

 

 

 

愛してやまない奥さん(ヨンピルの母)を海難事故で無くした悲しみに暮れている人。

 

 

 

ヨンピルとサムダルが愛し合ってても

 

 

奥さんを死に追いやったのはサムダルの母親のせいだと

怒りマックスで生きてきた。

 

 

 

 

 

若い頃は、両家の仲は睦まじく

 

特に奥さん同士が親友だった。

 

 

2人は海女で本当に美しい2人だった。

娘サムダルと息子ヨンピルを結婚させて

 

親戚になりたいねよ話すくらいの親友だったのだが・・・・

 

 

 

 

10年前のコ・ミジャ(サムダルの母)が海に潜ろうとプ・ミジャ(ヨンピルの母)を誘って

海難事故に遭い、プ・ミジャが亡くなったために

 

 

 

 

ヨンピルの父親はそれ以降

 

 

サムダルの一家を毛嫌いし

憎しみの鬼として生きてきた。

 

 

 

 

息子にもその意志を押し付けサムダルとの交際にも結婚にも反対し

ている。

 

 

 

 

 

 

何か出来事が起きて

怒りマックスで生きることで自分の支えにしている人の

潜在意識には何があるのだろう。

 

 

生きていれば、天災や事故など

自分がどうにもできないことに出くわすことはある・・

 

 

 

 

 

でも、その物事をどう捉えるかは人それぞれだ。

 

 

 

 

ヨンピルの父の場合

 

 

 

もしかしたら

 

幼い頃に

 

・自分は無力だ

・自分は力がない

・自分は弱い

 

 

と言うような思いが芽生える体験をしたのかもしれない。

 

 

 

もちろん物語にはそんなことに焦点はあたっていないので

あくまでも私の勝手な推測だが。

 

 

 

 

 

だから

 

海難事故で

 

「自分は奥さんを(コ・ミジャに)奪われた」

 

 

宿敵の娘に

「自分は息子を(サムダルに)奪われた」

と感じてしまう。

 

 

 

 

つまり「自分は常に被害者だ」

という思いが常に現実を作っているのだ。

 

 

 

同じ海難事故で愛する人を失うと言う経験した息子(チョ・ヨンピル)の方は

コ・ミジャ(サムダルの母)に対して

 

 

 

憎むどころか

8年間も海に安全に潜るのを

気象予報官になり

 

 

直接、海岸を監視する仕事をして

守る役目をし続ける選択をしている。

 

 

 

 

同じ血が流れていても

人は、自分が過去に体験したことで

 

 

世の中をどのように見るのかが変わってくる。

 

 

 

 

イケメンすぎるはずのチ・チャンウクが

 

そのオーラを消して

気象庁に勤める田舎の青年を演じる

『サルダルリへようこそ』ぜひ見てみてね〜