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今日もまたこの人について語ろうと思う

 

12年前のドラマにも関わらず 

ネットフリックスで人気の『シークレットガーデン』

 

 

 

キムジュウォンの母ブノンさん。

 

 

私がこれまで見た韓ドラの中でも

最も印象に残るお金持ち階層の母役である。

 

 

 

シークレットガーデンは財閥の息子である

ヒョンビン演じるキムジュウォンが

 

 

お金はなくても、一生懸命に自分の夢に向かって生きているスタントウーマン

キルライムに惹かれていくお話。

 

 

一見ありきたりな感じに見えるが、

 

キャラクターがとにかく個性的。

キムジュウォンに関しては、愛する女性相手だとしても、空気など読まずにず、どんな時でも正論をぶち込んでくるキャラである。

 

 

 

 

19話

シークレットガーデンのシーンで、キムジュウォンが母に対して、「34年間。これまであなたの息子として生きてきた。これからはキルライムの夫として生きていく」と宣言するシーンがある。

 

 

 

このときの会話の中で出てくるのか母が息子に対して「今は珍しくて振り回されているだけ。私にだってそういう時期があった。でもいつだって相手の方が先に疲れて立ち去るのよ」

 

 

このセリフから、

 

ブノン(キムジュウォンの母)は、

 

 

・自分は、結局は捨てられる人

 

と言うセルフイメージがあることがうかがえる。

 

 

 

人は自分が自分のことを潜在意識の中でどう思っているかそれを常に現実世界で再現し続ける。

 

 

ブノンの場合は、

 

自分が愛する人はいつも自分を置き去りにしていってしまう。

 

↓自分からは愛する人は、去ってしまうもの

 

↓自分は、捨てられる人

 

 

と無意識に感じてしまうため、過剰反応しているのだ。

 

だから、息子の件に関してもキルライムに息子を奪われてしまうと言う発想になるのであろう。

 

 

 

ドラマとはいえ、素晴らしい人物像の掘り下げである。

 

 

人は「自分のことをどんな人」と無意識に思っているか?が自分の感情や発言、行動に影響するのだ。

 

 

 

何回見ても飽きないシークレット。

 

まだ見たことない人はぜひ見てみてね^ - ^