こんばんは!
【 自分を許して細胞レベルで変化を起こす
アドミットパワーセラピー 】
歯科医師の円居 智代です^_^
今日お伝えするのは、
【 人生100年時代を生き抜くために必要な歯科知識5選!】❷神経を取らないことが大事!
皆さんは、歯の神経をとったことがありますか?
虫歯が深くて、痛くなったりすると
俗に言う【神経をとる!】ことになります。
【神経】をとると、歯は脆くなり、免疫機能が働かなくなるため、感染しやすく、折れやすくなります。
これが、一つ、神経を取らないほうがいい理由ですが、
ただ、痛みが出るほどの虫歯になってしまったあとは
【 神経 】をとりたくないから!と放置しても、
神経自体が、細菌感染して死んでしまい、
アゴの骨の中で膿がたまり、
これまた痛みを引き起こしていきます。
その慢性的な炎症を放置すると、最悪は骨の病気に
なってしまったり、骨髄炎になってしまいます。
なので、痛みが出る前に手を討つことが、大事なのです。
もう一つ、神経を取らないほうがいい理由。
それは一度神経をとる治療をすることになると、
絶対に無菌な状態には戻れない!からです。
歯の根にある神経の部屋は、
下の図のように
かなり複雑です。
通常行われている歯科治療で、
完全に神経を抜き取ること自体、不可能!なのです。
私達、歯科医師が触れる範囲というのは、
太い神経の管だけです。
針状の道具でお掃除をしていきますが、
メインの管から横にはしる【 側枝 ・そくし 】と呼ばれる管には触れることすらできません。
ですから、感染した神経を全て完全に取り切ることは、出来ないのです。
一般的に、太い神経の管だけ掃除して、
痛みがなくなったらそこで、消毒を終わり蓋をして行くだけです。
昔は、歯科医師の技術力だのみで
医師は、見えてない根の管を自分の感覚だけを頼りにお掃除していました。
いまは、マイクロスコープなどで、拡大して作業することもありますが、
曲がっている根はマイクロスコープでも見える場所は限られます。
治療の精度を考えると、神経をとると、再発のリスクがついてまわるのです。
次回は、❸セラミック治療はリスク回避にベスト!
についてお話ししていきます。
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