過去の自分も含め、自分の感情に制限をかけて生きている人が多いなぁと思う。

一見、周りの環境がそうさせているように見えるけれども、自分の感情に制限をかけているのは自分自身。

妄想障害の母の話を聞いていると、出てくるのは家族に対する不満。「あの人のせいで私の人生はこうなってしまった」「あの時ああだったから、私は○○という選択ができなかった」等々。

母は77歳。
 

この年代の方は、おそらく相当な苦労をされてきたことと思う。
いろいろな選択肢が持てるほどの自由もなかったと思う。
いくら今、自由に選択していいんだよと言っても、どうしたらいいか分からないのも分かる。

それでも、目の前には選択の自由が広がっているし、私が母の代わりに選択することはできない。私が出来ることと言えば、母が選択しやすいように、そっと背中を押してあげること。

母の年代に限らず、たくさんの自由があふれているのに何を選んでいいか分からない人も多い。選んでもその結果が良くないものであれば、周りのせいにしてしまう。
 

望むように生きるには、決断する勇気をもつこと。
そして、その結果に責任を持つこと。

全ては自分の意志次第。