モンブランタキュウルに行った後、副作用か疲れかわかりませんが、3日位、寝込みました。(大体半日×3)食細く麺類などがせいいっぱいでした。
相方もスペイン巡礼の疲れが出たのか山歩きたくないとの事で、彼はもっぱらパラグライダー(インストラクター付きタンデム)あとレンタルバイクでチャリダーな毎日でした。
当初、二人でアルジェンチエール針峰辺り登ろうと計画していたのですが、グランモンテのロープウエイも動いておらず、プチベルトさえ行く気になれませんでした。
それより、僕の場合、英語、もちろんフランス語もまったく幼稚園で、小屋の予約ができませんでした。小屋によってはネットで予約のところと、電話で連絡するところがありました。もちろん会話は×。フランスです。ヨーロッパの中華です。「エクスキューズモアなんたらかんたら言っているうちに・・・ガッチャンです。」
スマホのメールもトライしましたが全てはじかれてしまいました。
ガイド組合にお願いして何とかガイドは確保できたのですが、トリノ小屋がとれません。日本で予約することも考えていたのですが、天候の予想がつかないので現地でやったほうがベターだと思っていました。ガイド組合や観光案内所では小屋の予約ができず、やっとのことで日本人の旅行業者にお願いして小屋をとってもらいました。
ということで本命のグランキャピサンのクライミングは帰国の前々日になってしまいました。まさにラストチャンスでした。
昼はビール飲んでよかったけど、夜眠れない、おまけに降圧剤飲んだら、息ができなくなってしまった。 寝付いたの1時頃、起きたの3時。
上写真はダンデンジュアン(巨人の歯)
真ん中のタワーがグランキャピサン標高差400m位
ガイド。雪山賛歌でなくて雪山ジーンズ。
後続パーティー。 この日は4pいた。
先行p
やっぱりすごい。幸せ。
6pここで終わり下降した。残念。
映画「さらば白き氷壁」のロケ地ツールロンド
モンモンディ
バレブランシュの最奥部。真ん中モンブラン。イタリア側。
結局、登れなかった。68歳の癌爺さんの冒険はこれでおしまい。
ガイド登山でなかったら、ビバークできたら、癌でなかったら、
副作用なかったら、降圧剤の飲まなかったら、高度順化してたら、
眠れたら、・・・・・たら、たら、言っても自分の努力不足。
でも、また行きたいなー。家族、先生、看護師さん、友人、先輩・・・
皆様ありがとうございました。神様ありがとうございました。